新幹線初 車内販売でクレジットカードOK JR東日本管内

JR東日本管内の新幹線、特急列車の車内販売でクレジットカードが利用可能になります。新幹線では初めてといい、POSレジ並みの機能を持った高性能ハンディ端末の導入で実現したそうです。またその背景には、増加する外国人旅行者の存在も見えます。

目的には外国人旅行者へのサービス向上も

 2015年6月1日(月)から、JR東日本管内の新幹線、特急列車などの車内販売でクレジットカードが利用可能になります。JR東日本の子会社で、車内販売を担当している日本レストランエンタプライズ(NRE)が5月19日(火)に明らかにしたもので、同社によると新幹線の車内販売では国内で初めてだそうです。

 その目的には利便性向上のほか、増加する訪日外国人の存在もうかがえます。NREは目的のひとつに「クレジットカードを頻繁にご利用される訪日外国人のお客さまへのサービスの向上」を挙げており、JR東日本のビューカード、JCB、Visa、MasterCard、そしてアメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブカードの各ブランドが利用可能です。

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POSレジと同等の機能を持つという車内販売のハンディ端末とプリンタ(画像出典:日本レストランエンタプライズ)。

 NREによると、同社が2014年から車内販売で新たに採用したハンディ端末とプリンタをフルに活用し、クレジットカードが利用可能になったとのこと。「車内販売のアテンダント一人ひとりがPOSレジを持っているのと同じ」(NRE)といいます。

 ちなみにNREのハンディ端末とプリンタには、クレジットカード決済機能のほか、交通系電子マネー決済機能、販売・在庫管理が行えるPOSレジ機能のほか、防犯ブザー機能も搭載されているそうです。

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コメント

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1件のコメント

  1. そこまで厳密に会社名にこだわるのならビューカードもJR東日本の子会社の、ブランドだよ、と。
    北斗星、カシオペア、しいてはスペーシア日光まで出ているようだけども、ならば、はまかいじやリゾートビューふるさとはなぜ出してないのだよ、と。
    ときとMaxときは列車名としてまったくちがうんだよ、と。やりなおせよ、と~✴