表示速度が遅いページに警告
Googleがモバイル検索にて、表示速度が遅いページが検索結果に出る際に「Slow to load」という警告メッセージを表示するテストを行っていることが『海外SEO情報ブログ』のエントリー「表示が遅いページはますます嫌われる?「Slow to load」の警告メッセージをモバイル検索でGoogleがテスト中 | 海外SEO情報ブログ」で報じられていました。
黄色い三角の警告マークと「Slow to load」という警告メッセージが表示されるようです。
「Slow to load」を直訳すれば「読み込みが遅い」ということ、即ち「表示速度が遅い」ということになりますね。
以前は赤で白抜きの「Slow」と書かれたラベルが、検索結果に表示されるテストが行われていました。
【Google】モバイル検索で表示速度が遅いページに「Slow」ラベルを付けるテストを実施 - 検索サポーター
ちょっと遅いかな。
YouTubeにも適用される
今回の件を最初に報じた「The Android Soul」では、インターネットの接続回線が遅いモバイル環境において、同警告が表示されたということが書かれています。
また、YouTubeのリンクにも「Slow to load」が表示されているとのことです。
(動画コンテンツであっても、この検索結果の表示ルールが適用されるということでしょう。)
ただ、これだけの情報ではインターネットの接続環境が遅い場合に表示されいるのか、はたまたリンク先ページの(サーバ負荷などで)読込速度が遅い場合に表示されるのかは分かりませんね。
(どちらで判断されるのか?それとも両方なのか?)
表示が遅いから検索評価が落ちるのはもったいない!
Googleは表示が遅いページの検索順位を下げる
Googleは以前より表示速度が遅いページについてはユーザービリティが悪いと判断し、検索順位を下げることがあります。
もし今回のテストが、そのまま検索アルゴリズムとして今後も採用されることになれば、表示が遅いページに警告メッセージが表示されるのはもちろん、モバイル検索の検索順位も下がることになるでしょう。
これは私の個人的な意見ですが、WordPressでレスポンシブルなテンプレートを使っているサイトは表示が遅くなりがちなので、チューニングやサーバーの選定などに今まで以上に気を使うことになりそうな予感がします。
いずれにしてもページの表示速度を上げることに気を使うのはもちろん、今回のテストが正式に採用された後に警告メッセージが表示されてしまうことで、検索ユーザーを逃がしてしまう、悪い印象を与えることは避けたいですね。
そのためにも、日頃から表示速度を気にかけておきましょう。
(・・・ここ最近、当ブログのアクセスが増えてきたからなのか、表示が遅いときがあります。よって今週からヘッダとフッタの「はてなブログ」表記を非表示にしたのですが、それでも遅いため、一番表示に時間をかけている、負荷になっている「はてなスター」も非表示にするべきかと悩んでいます。)
【追記】
ソーシャルボタンの表示も若干遅いですね。
これは色々と見直さないといけないですね・・・