おはようございます。9月30日(日本時間)に発表された、Googleの新製品&新サービス発表会の概要を、20秒でチェックできるリストでお届けします。
スマートフォン関連
- Nexus 5X:5.2インチのフルHDディスプレイを搭載したスマートフォン。Android 6.0、指紋認証、USB Type-Cと、OSやコネクタが一新。
- Nexus 6P:5.7インチ、WQHD(2560×1440ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載したハイエンドスマートフォン。アルミ製のボディに指紋認証機能も装備しましたが、前モデルが備えていた防水性はなし。
- Nexus Protect:Apple Careのような保証サービス。5Xは69ドル、6Pは89ドルで2年のあいだ故障や破損をサポート。
タブレット
- Pixel C:専用キーボードを接続することで、ノートPCのようになるAndroidタブレット。
エンターテインメント関連
- 新型Chromecast:形状を円盤型に変更し、Wi-Fi機能が強化されました。
- Chromecast Audio:テレビではなくスピーカーにつなぐ、音楽専用のChromecast。
- Google Musicファミリープラン:14.99ドルで、家族6アカウントぶんのGoogle Musicを利用できる。Apple Musicのファミリープラン対抗。
Nexus 5X/6Pについては、日本でもすでに購入できるようになっています。もう少し詳しい情報は以下でどうぞ。
NEXUS|OSとUSBを最新バージョンに更新
新しく発表されたスマートフォン「Nexus 5X」「Nexus 6P」は、いずれも最新OSのAndroid 6.0、指紋認証ボタン、USB Type-Cを搭載したモデルです。カメラの性能も同等、バッテリーもそれぞれ急速充電に対応しています。いずれもiPhoneや他のAndroidに劣らぬスペックでありながら、ひとまわり安い価格が魅力。5Xは5万9300円、6Pは7万4800円から購入できます。
おもな違いは画面サイズとディスプレイの解像度、それとプロセッサ(SoC)のスペックです。5Xはミドルシップ、6Pはハイエンドという扱いであるほか、ボディの材質も5Xは軽量なポリカーボネート、6Pは頑強なアルミニウムとすみ分けしています。
両者ともすでにGoogleストアで発売中。ただし、6Pのゴールドモデルのみ近日発売予定です。Pixel C|PCスタイルになるAndroidタブレット
Surface、iPad Proに続き、Googleもノート/タブレット変形型のデバイスを登場させました。OSはChrome OSではなくAndroidで、別売りのBluetoothキーボードが用意されます。概要を見る限りだと、Xperia Tablet Z4あたりと似たようなデバイスに見えます。本体は499ドルから、専用キーボードは149ドル。
日本での発売は未定ですが、海外では年内にリリース予定。Chromecast|4Kに対応すべく通信を強化
スマートフォンやPCから操作され、ウェブ動画サービスの再生に特化したChromecastは、Wi-Fiの通信性能を強化した新バージョンになりました。iOSからの画面中継にも対応し、スマートフォンのゲームをTVで遊ぶ...といった使い方もできるように。また、動画ではなく音楽用のChromecast、「Chromecast Music」も登場。スピーカーに接続し、Google Play Musicなどの音楽を再生できます。価格はどちらも35ドル。
日本でのリリース時期は不明。(金本太郎)