米Googleは3月10日(現地時間)、「Googleカレンダー」のiPhone版を米AppleのApp Storeで公開した。昨年11月に大幅に刷新したAndroid版と同様にマテリアルデザインを採用しており、Android版の主な機能を搭載する。
Gmailで受信するオンラインでの航空券やコンサートチケットの購入やレストラン予約などの確認メールの情報が、カレンダーにも自動的に表示される。フライト時間の遅れなどのメールが来れば、それに基いてカレンダーも更新される。
ユーザーの予定の履歴や位置情報に基づくサジェスト機能。例えば「サラの誕生日ディナーをカフェセレクトで」と入力しようとすると、「誕生日」と入力した時点で「誕生日パーティー」「誕生日ディナー」などの候補が表示され、「誰と(with)」の入力で誕生日が近い連絡先(誕生日を入力してある場合)が全員表示され、「どこで(at)」の入力でレストランなどがリストアップされるという具合だ(レストランはGoogleが「関連性が高い」と判断したものが表示される)。
スケジュールビュー(予定の一覧表示)の各項目に関連する画像が自動的に表示される。例えば航空券購入から自動表示されるフライト予定であれば目的地の風景画像が、誰かとのアポイントであれば相手のプロフィール写真が、レストラン予約の場合は店の画像あるいは地図などが表示される。
日単位、1カ月単位、1週間単位の他、3日など数日単位での表示が可能だ。
“携帯端末のすべてのカレンダー”に対応するので、Googleカレンダーで予定を一元管理できるとしている。
iPhone版Googleカレンダーは、「Google Apps for Work」のアカウントでも利用できる。なお、iPadでも利用できるが、最適化はされていない。
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