横浜散歩
横浜に行く機会がありましたので、日本大通り駅からおおさん橋まで写真を撮りながらブラブラ歩いてきました。埼玉からだと湘南新宿ラインで横浜まで一本ですのでとても便利になりましたね。横浜まで行く時、私はグリーン車に乗ることが多いのですが、グリーン車内はかなり混んでいて二人並んでは座れないくらいです。なんとか新宿を過ぎたあたりから空きだしますが、そこから横浜まではあっという間です。
みなとみらい線に乗り換えて日本大通り駅へ。2004年に開業した「みなとみらい21線」ですが、横浜駅から元町・中華街駅までを結ぶ6駅 4.1kmという短い路線です。いつ訪れても混んでますね。
モノクロ撮影
今回もモノクロで撮っています。というのも最近モノクロ写真に興味を持ったこともあり、少しづつ独学しながらいろいろと試しているところです。成果はさっぱりなのですが、敢えてしつこく撮るようにしています。
普通私はその場でjpgとして仕上げていくのが自分の撮影スタイルなので、あまりRAWデータでの撮影は行っていませんでした。ただ、どうもモノクロの場合は階調がとても重要なので撮影時はRAWのみとして、とにかくヒストグラムの山を中央付近に寄せて撮る事が重要なのだそうです。これはカラーもそうだけどモノクロでは特に...という事だと理解しています(自信無し)。
ヒストグラム
ヒストグラムとは、画像のデータ数値で表した度数分布図のことで、カメラの液晶モニターで確認することが出来ます。通常は画像の明暗を調べるときに利用するのですが、撮影ごとに露出レベルの傾向と全体の階調を確認しながら、分布の山が端に寄って壁にならないよう、中央に寄せて山を作ることを意識していきます。
輝度のヒストグラムでは、横軸に明るさ(左が暗く、右が明るい)、縦軸に明るさごとの画素数を積み上げたグラフになるのですが、暗い部分が多いほどグラフは左寄りになり、明るい部分が多いほどグラフは右寄りに積み上げられます。よって横軸の左端に壁となってしまったら黒つぶれ、右端の壁に積み上げられてしまったら白飛びが起こります。
参照:キヤノンのサイトより
と、突き詰めていくとなんだか難しそうなので、とにかく山を中央に寄せてRAWで撮影しておけば、白トビや黒つぶれが起こらずに階調が出て後で調整できるよ...ということらしいのです。よってまずは右と左が壁にならないよう露出を調整して撮影するようにしています。この場合山の高さはあまり関係ありませんので、山を中央に寄せることだけを意識し、両端は同じくらい空けるように撮影しています。
ヒストグラムを見ながら撮影していくと液晶モニター上では、とんでもなく明るくなったり暗くなったりするため、やはりRAWで撮っておいて後から現像するのが現実的なのでしょう。
どうしても両端がくっついてしまった場合は、主役は何なのかで判断します。白が大切なら、白トビを避けるために右壁張り付きはダメ。黒が大切なら、黒つぶれを避けるという感じ。ようは脇役は飛んでてもいいですし、潰れていいという考え方もありますよね。もちろんピントは主役に合わせます。
キヤノンの場合「高輝度側・階調優先」という設定がありますので、晴れの時は白トビしにくいようにオンにする場合もあります。
あとモノクロの場合はフィルターワークを意識して撮るのも重要だとよく言われます。フィルター効果は、なし、黄、オレンジ、赤、緑によってトーンの出ぐあいが変化しますし、暖色系(黄、オレンジ、赤)であれば赤はより明るいグレーになっていきます。ただ私は撮影時にここまで意識するのはまだまだ無理なようです。