担々麺と編集者はピリリと辛いほうがいい! Vol.4

美味い、痺れる。これぞ専門店の坦々麺

curated by
守屋 美佳

神田雲林の汁あり坦々麺¥880。極度に辛いものは苦手なのですが、他にない食べた後のすっきり感はクセになります

「○○専門店」って多すぎませんか?アップルパイ、フライドポテトにパクチー専門店……「そればっかり食べてられるかー!」とその字をみただけでケンカ腰になってしまう、未だに中二病が治らない私なのですが「坦々麺&麻婆豆腐専門店」にはニヤけてしまいました。

それだけでお腹いっぱいになりたいです、よろしくお願いします。ということでやってきた九段下の『雲林坊』は、中華の名店『神田 雲林』プロデュースの坦々麺&麻婆豆腐専門店。

専門店の坦々麺だなんて、これ以上の麺がありますでしょうか。たっぷりの胡椒と自家製ラー油が、そのピリリとした味わいを想像させます。スープを口に運べば、もう、裏切らないからアナタ好き。そしてこの自家製の全粒粉麺(小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にしたもの)は味を主張しすぎず、こだわりのスープを上手に引き立てます。

たくさん、だけど多すぎることない胡椒の刺激に営業マンらしき方々がむせていました。しかし箸は進めていく。「あ~美味い、もういいや飲んでしまえ」と思ったのであろう方はビールを注文していました。賛成です。

本場成都の汁なし坦々麺¥880。麺が見えないくらいの具の量が最高です

汁ありと人気を分かつ汁なし坦々麺も、素材へのこだわりが光ります。花椒は四川省の漢源産花椒を一粒一粒より分けて吟味したもの。 麺は汁あり同様全粒粉麺ですが、異なるのは太麺を使用していること。お腹にがっつりたまるのはこちらでしょう。

「麺だけじゃ腹にたまらん」なんていう食べ盛りGENTSの皆様には、坦々麺と小麻婆豆腐かけご飯のセット(¥1,150)がぴったりです。麻婆豆腐も『雲林坊』の専門ですから!

九段下駅から徒歩3分。このエリアでランチに困ったら是非目指してください

お昼時には周辺サラリーマン、営業マンたちが列を作っているのですが15時の閉店直前に行けば行列はなし。しかしこの時間でも11席の店内は満席、根強い人気の高さを物語ります。

美味しさと辛さが刺激的な一皿、暑い日にこそおすすめです!

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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