米ツイッター、コストロCEOが退任へ

米ツイッターのコストロCEO退任へ、株価は上昇
 6月11日、米ツイッターはディック・コストロCEOが7月1日付で退任すると発表した。ニューヨーク証券取引所で2013年11月撮影(2015年 ロイター/LUCAS JACKSON)
[サンフランシスコ 11日 ロイター] - 米短文投稿サイトのツイッターは11日、ディック・コストロ最高経営責任者(CEO)が7月1日付で退任すると発表した。
同社の共同創業者、ジャック・ドーシー氏が暫定CEOに就任する。
コストロ氏は取締役会のメンバーとして残るという。
フォレスター・リサーチのコンサルタント、ネイト・エリオット氏は「残念ながらこの発表は驚きではない。ユーザーやマーケティング担当者へのサービス提供という点で見ると、ツイッターの状況はさほど良くない」と語った。
発表を受け、同社株は時間外取引で7.7%上昇した。
ドーシー氏は2007年5月から2008年10月までツイッターの社長とCEO職を務めていた。
後任探しはまだ始まっていないが、社内外の候補を検討するという。
ツイッターは、新規ユーザー獲得でフェイスブックなど他のソーシャルメディアから遅れをとっていた。
第1・四半期の月間の平均ユーザー数の伸びは市場予想を下回り、投資家を失望させた。
*内容と追加しました。

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