Google検索で知らないと損する40個の便利な使い方

今では誰もが「Google検索」を使って知りたいことを調べられる時代。「ググる」という動詞の意味する動作が「検索する」ことではなくなる時代がやって来つつあります。Googleは人工知能の研究開発に莫大な資本を投じているとされており、Googleユーザーが知りたいことや実行したいことは人工知能アシスタントがこなしてくれる時代が来ても不思議ではありません。「ググる」が人工知能を利用することを指すようになる可能性を考慮しておいてもよいでしょう。

したがって、長期的に見れば、本記事のような検索の便利な「使い方」は不要となっていくでしょう。進化した人工知能は、人間の曖昧な要求に対して、的確に対応してくれるはずだからです。実際、Google検索では会話型検索機能が強化されてきています。

しかし、少なくとも当面のところ、Googleを使いこなすためにはユーザー自身の脳にある程度の使い方をインプットしておく必要があります。そこで、誰もが使いやすい「言葉もしくは数式の入力」によって利用できるGoogle検索の便利機能をまとめました。

Googleマップ「ナビ」機能の使い方──基本操作から高速道路の回避（一般道）ルート検索、経由地の追加まで

※目次の27から36でAndroidアプリもしくはiOSアプリと限定してある機能は、Googleアプリ（Google検索アプリ）を利用する必要があります。

1. ブロック崩し（atari breakout）

Googleの画像検索で「atari breakout」を検索すると、ブロック崩しを遊べます（PC、タブレット）。

2. 電卓を使う

「電卓」と検索すると、検索結果ページに電卓が表示されます。また、検索窓に計算式を直接入力しても構いません。

3. 数式をグラフで表示する

関数を検索すると、複雑な数式をグラフで表示できます。2つ以上の関数を一緒にプロットするためには、式をカンマで区切ります。

WebGLがサポートされているPCのブラウザでは、グラフの3D表示が可能です。

4. 単位を換算（変換）する

「50年を秒」や「1349930000立方キロメートルを東京ドーム」のように検索すると、単位を変換できます。

また、Google検索の言語を英語に設定し「unit converter」と検索すると、プルダウンメニューの単位変換機能を利用できます。

日本語設定のままだと一部機能に制限があるため、英語設定の方が各機能を余すところなく使えます。

5. 食べ物のカロリー・栄養成分表を調べる

「[食品名（料理名）]　カロリー」と検索すると、食品・料理のカロリーや栄養成分表を調べられます。

6. 定義を調べる

「[言葉]とは」や「[言葉]　定義」で言葉の意味を検索できます。

7. 翻訳する（日本語/英語など）

「[日本語の単語]を英語で」のように検索すると、英訳および発音を確認できます。韓国語や中国語なども翻訳可能です。

ただし、翻訳してくれない場合が多く、あまり使い勝手はよくありません。

8. 映画の登場人物やスポーツ選手を調べる

「[映画名]　登場人物」や「[チーム名]　選手」のように検索すると、映画の登場人物やスポーツチームの登録選手を一覧表示してくれます。

9. 郵便番号を調べる

「[住所]　郵便番号」のように検索すると、その住所の郵便番号を調べられます。

10. 日の出と日の入りの時刻を調べる

「[場所]　日の出と日の入り」のように検索すると、その場所の日の出と日の入りの時刻を調べられます。

11. ルートを検索する

「[場所]から[場所]」や「ここから[場所]」と検索すると、ルート案内が表示されます。電車の乗換案内では、電車の発車時刻まで残り時間をカウントダウンしてくれます。

12. 鉄道の運行情報を調べる

「[鉄道の路線名]　運行情報」のように検索すると、鉄道各線の運行状況を調べられます。

13. 道路の交通状況を調べる

「[道路名]の交通状況」と検索すると、高速道路や主要道路の混雑具合を調べられます。モバイル向け。

14. フライトの状況を調べる

「[航空機の便名]」を検索すると、飛行機の運行状況を調べられます。

15. 荷物を追跡する

荷物の伝票番号で検索すると、各運送会社の荷物追跡ページへのリンクが表示されます。

16. 上映中の映画を調べる

「[場所]　映画」のように検索すると、上映中の映画を調べられます。位置情報の利用を許可していれば、単に「映画」と入力するだけで現在地の映画情報が表示されます。

17. 株価を調べる

「[会社名]　株価」と検索すると、上場企業の株価を調べられます。

18. プロスポーツの順位表・試合経過・結果を調べる

「野球」や「[チーム名]　試合」のように検索すると、プロスポーツの試合経過や結果、スケジュールを調べられます。

19. 天気を調べる

「[場所]　天気」のように検索すると、天気情報を調べられます。位置情報の利用を許可していれば、単に「天気」と入力するだけで現在地の天気情報が表示されます。

20. 海外の現地時間と時差を調べる

「[国・地域]　時差」や「[国・地域]　時間」のように検索すると、現地時刻や日本と海外との時差を調べられます。

21. 明日の予定を確認する

「明日の予定」のように検索すると、Googleカレンダー内のスケジュールを検索結果に表示できます。

22. 予約したフライト・ホテル・レストランを確認する

「自分が予約したレストラン」のように検索すると、Gmailに届いた予約情報を確認できます。

23. 近くの店舗・トイレを探す

スマホやPCの位置情報を利用して、現在地周辺の店舗やトイレなどを探せます。土地勘のない場所にいる時に便利です。

24. 観光スポット（名所）を探す

「[場所]の観光スポット」のように検索すると、現地の名所を探すことができます。

25. ホテルを探す

「[場所]のホテル」のように検索すると、現地のホテルや旅館などの宿泊施設を探すことができます。

ちなみにGoogleは「Hotel Finder」という専用サービスを提供しています。

26. 飛行機を探す

航空会社のフライト情報を検索できる「フライト検索」というサービスがあります。国際便だけでなく国内便も検索可能です。

27. リマインダーを設定する（Androidアプリ/iOSアプリ）

「リマインダー」と検索すると、リマインダー機能を利用できます。また、「明日の朝7時にリマインダー」のように検索すれば、時間を指定した上でリマインダー機能を利用できます。

28. 端末内のアプリ・連絡先・Chromeブラウザの履歴を探す（Androidアプリ）

例えば、「ま」と検索して、検索タイプから「携帯端末」を選ぶと、「マップ（Googleマップ）」などのアプリや名前に「ま」を含む連絡先、「ま」を含むChromeブラウザ閲覧履歴などが表示されます。

29. アプリを起動する（Androidアプリ）

「LINEを起動する」や「エバーノート 開く」などのように検索することで、特定のアプリを直接起動できます。

30. アラームを設定する（Androidアプリ）

「アラーム設定」と検索すると、アラーム機能を利用できます。また、「明日の朝7時にアラーム設定」のように検索すれば、時間を指定して設定できます。

アラームアプリには、端末にインストール済みのアラーム系アプリを指定可能です。

31. タイマーを設定する（Androidアプリ）

「タイマー設定」と検索すると、タイマー機能を利用できます。また、「1分のタイマーを設定」のように検索すれば、残り時間を指定して設定できます。

タイマーアプリには、端末にインストール済みのタイマー系アプリを指定可能です。

32. メモする（Androidアプリ）

「メモする」と検索すると、メモ機能を利用できます。また、「こんにちはとメモする」のように検索すれば、直接「こんにちは」という文をメモできます。

メモアプリには、端末にインストール済みのメモ系アプリ（「Google Keep」や「Evernote」など）を指定可能です。

33. カレンダーでスケジュールを作成する（Androidアプリ）

「スケジュールを作成する」と検索すると、カレンダーアプリに予定を追加できます。また、「明日 朝6時 ランニングのスケジュールを作成する」のように検索すれば、タイトルが「ランニング」で日時が「明日 7:00」の予定を追加できます。

34. メールを送信する（Androidアプリ）

「Aさんにメール」と検索すると、メール機能を利用できます。

35. 電話をかける（Androidアプリ）

「Aさんに電話」と検索すると、電話を発信します。

36. SMSを送信する（Androidアプリ）

「AさんにSMS」や「Aさんにショートメッセージ」のように検索すると、SMS（ショートメッセージサービス）を送信できます。

37. 目的地へのルートをスマホに送信（PC向け/日本で未実装）

Google検索で「send directions」と検索すると、目的地へのルートをスマホに送るカードが表示されます。

38. スマホを探す（PC向け/日本で未実装）

Google検索で「find my phone」と検索すると、自分のGoogleアカウントと紐付けられたAndroidスマートフォンの現在地を探せるカードが表示されます。

Google検索でAndroidスマホを探して着信音を鳴らすことが可能に

39. 流れている音楽の曲名を調べる（Androidアプリ/日本で未実装）

「Shazam this song」と検索すると、曲名検索アプリ「Shazam」が起動し、その場で流れている曲の名前を調べられます。

この機能は、Android向けGoogle検索アプリで利用できる音声コマンド機能（OK Google）をサードパーティー製アプリに開放する「Custom Voice Actions」機能によるもの。今後、さまざまなアプリが対応する見込みです。

話すだけでアプリを使える時代に、音声コマンド"OK, Google"がサードパーティ製アプリにも開放

40. Zerg Rush

「Zerg Rush」と検索すると、「O」が検索結果を襲撃してきます。ユーザーは「O」をクリックして倒し、検索結果を守ろうとしますが、「O」を食い止めることはできません（PC、タブレット）。

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