NBA

コービー・ブライアントがあげる最強の”コービーストッパー”とは?

Author Photo
Kobe Bryant

今季終了後の現役引退を表明したコービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ)にとっての、“お別れツアー”が幕を開けた。今後も、キャリア20年間での思い出にまつわるストーリーが聞かれるだろうが、今週ブライアントは、TNTのアーニー・ジョンストンとの単独インタビューに応じ、質問に答えた。

元チームメイトのシャキール・オニールとの確執についても聞かれ、ブライアントは、「もしやり直せるのなら、状況が悪化する前にシャックと話し合いをして、当時よりもリーダーシップを発揮する道を選んだと思う」と語った。

シャックとの問題はすでに何度となくインタビューで聞かれている質問だが、ジョンストンが、過去もっとも厳しいディフェンスをしてきた選手は誰かと質問すると、ブライアントは、躊躇わずに次の選手をあげた。

「個人的にもっとも厄介だった選手は、トニー・アレン」。

アレン(メンフィス・グリズリーズ)は、過去3度NBAオール・ディフェンシブ・ファーストチームに選出された選手で、2010年のNBAファイナル(当時アレンはボストン・セルティックス所属)でブライアントと対戦。同シリーズはレイカーズが勝利し、球団史上16度目のNBA優勝を果たしたが、アレンはシリーズを通じてブライアントのフィールドゴール成功率を40%に抑えた。


守備のスペシャリストとして知られるトニー・アレン

SBNation.comによれば、NBA歴代3位の得点記録を持つブライアントは、同インタビュー中、アレン以外にも苦しめられたリーグ屈指のディフェンダーに、ブルース・ボウエンらの名前をあげたという。

「ブルース・ボウエンは素晴らしいディフェンダーだった。彼は守備に優れた選手だったし、ラジャ・ベルも守備が素晴らしい選手だった」。

著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ