全米が泣いた。不倫サイトの顧客情報、本当にネット上に暴露される

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    全米が泣いた。不倫サイトの顧客情報、本当にネット上に暴露される

    本当に暴露してしまいましたよ。

    先月、不倫専門の出会い系サイト「アシュレイ・マディソン」がハッキングされて3,700万人の個人情報が盗まれる事件がありました。犯人は「The Impact Team」というハッカー集団。サイトの運営元Avid Life Mediaに対する要望は不倫サイトの閉鎖で、さもなくば盗んだ顧客情報をすべてネット上に公開すると脅していました。

    8月18日の夕方(米国時間)、「ダークウェブ」のサーバに約10ギガバイト分の顧客情報(ヌード写真や性的妄想もふくむ)とクレジットカード情報が公開されてしまいました。ダークウェブは通常の検索エンジンではヒットせず、闇市場などがあることで知られています。

    そこで公開された個人情報とともに、次のような犯行声明がありました。

    「まあ、時間切れってことだ。ここに君の情報は見つかったか? せいぜい君の信頼を裏切ったアシュレイ・マディソンを訴えて損害賠償を請求するがいいさ。そして、今回の失敗を教訓に人生をやり直すといい」

    ちなみに「アシュレイ・マディソン」のサイトを見ると、「セキュリティやプライバシーに対しての配慮が認められ、トラスティッド・セキュリティ・アワードを受賞しました」と書いてあります。

    同サイトのスローガンは「人生一度。不倫をしましょう」でしたが、それに乗った代償は大きかったようですね。

    source: Reuters

    (高橋ミレイ)