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Android Mの正式名称は「Android 6.0 Marshmallow(マシュマロ)」に

» 2015年08月18日 06時15分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは8月17日(現地時間)、これまで「Android M」と呼んでいた次期モバイルOSの正式名称を「Android 6.0 Marshmallow」と発表した。

 marshmallow 1 マスコットも披露された

 GoogleはAndroidのバージョン名を、2009年4月の「Android 1.5」のCupcake以来、アルファベット順のお菓子の名称にしており、Mはマシュマロになった。

 Android 6.0 Marshmallowの正式版リリースは、5月のGoogle I/OでAndroid Mとして発表された時点では7〜9月期とされている。

 marshmallow 2 (Google従業員が作成した動画より)

 正式名称の発表とともに、SDKがファイナルプレビュー(Developer Preview 3)になったことも発表された。Googleは開発者に対し、アプリを次期OS向けに準備するよう呼び掛けた。

 marshmallow 3 Android SDKはDeveloper Preview 3に

 なお、昨年の「Android 5.0 Lollipop」の発表は10月に行われ、同時に新Nexus端末も披露されたが、今回はNexusについてはまだ触れられていない。

 Android 6.0 Marshmallowでは指紋認証で使うモバイル決済機能「Android Pay」をサポートする他、バッテリーの持続時間を向上させる「Doze」、Google Nowの「Now on tap」、セキュリティ関連の強化が実施される。


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