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ウォリアーズ、歴代最多の73勝に到達

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ゴールデンステイト・ウォリアーズが前人未到の大記録を樹立した。

4月13日(日本時間14日)にオラクル・アリーナで行なわれたメンフィス・グリズリーズとの今季レギュラーシーズン最終戦で、ウォリアーズは125-104と快勝。今季82試合目で73勝目(9敗/勝率89.0%)をマークしたウォリアーズは、1995-96シーズンにシカゴ・ブルズがマークした歴代最高勝率(72勝10敗/勝率87.8%)を上回る新記録を樹立し、レギュラーシーズンを終えた。

20年前にはブルズの一員として記録達成の瞬間を経験したウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチは、試合後、「この素晴らしいレギュラーシーズンを終えるには最高の形だ」と、語った。

「選手たちには、『(ブルズの)記録が更新されるなんて絶対にあり得ないと考えていた』と伝えた。これまでの記録は、(ジョー)ディマジオの連続安打記録と同じようなものと考えていた。私が間違っていたようだ。20年前と同じことを言うが、この記録は破られることはない。年間74勝8敗を達成できるチームなんていない。我々のファンにも、来季の(記録更新)達成を期待しないでもらいたいね」。

この試合でウォリアーズのステフィン・カリーは3ポイントシュート10本を成功せ、合計46得点、6アシストをマークしている。

リーグ最高勝率をマークしたウォリアーズは、プレイオフすべてのラウンドでホームコートアドバンテージを保持している。1回戦の相手は、この日サクラメント・キングスを下してウェスタン・カンファレンス8位となったヒューストン・ロケッツと対戦する。

試合後の会見でも試合で使用したボールを触り続けたドレイモンド・グリーンは、「僕が史上最高のチームの一員ということ」と、新記録についてコメント。「たった15選手だけが言えることさ。それは凄いことだよ」と、続けている。

敗れたメンフィス・グリズリーズ(42勝40敗)は、ザック・ランドルフが24得点、ランス・スティーブンソンが22得点を記録。ウェスト7位が確定したグリズリーズは、ファーストラウンドで2位のサンアントニオ・スパーズと対戦する。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ