最短1日。
Amazon.co.jpは、セルフサービスでAmazonの仕入先として登録できる新サービス「Amazonベンダーエクスプレス」の提供を開始しました。
通常、Amazonの仕入先として取引をする場合は、バイヤーを通して契約を結び、商談で価格などを決めて商品を卸していました。今回のサービスは、それをすべてオンライン上で行なえるというものです。
取引の開始には、銀行情報、JANコード、商品画像が必須。これらをオンライン上から登録し、商品をAmazonの倉庫へ発送するだけ(配送費用はAmazon負担)。ここまですべて無料です。取引開始までは最短1日です。
新規商品の場合は、Amazonへサンプルとして少量の商品を無料で提供する必要がありますが、それにしてもこれだけのことを無料でできるのはすごいですね。
このシステムでは、商品の保管・管理、販売、発送、返品、カスタマーサポートをすべてAmazonが24時間体制で行ってくれるのがポイント。もはや、AmazonはECサイトではなく、ECプラットフォームになっていますね。
気になる卸価格の決定ですが、これはAmazonのビッグデータ解析が活用されています。登録されている類似商品の価格などから、適正な卸価格がオンライン上でわかるため、安心して取引できます。
モノを売りたいけれども、自分たちでは手間も時間もかかってできない。でも、Amazonベンダーエクスプレスを使えば、Amazonに商品を卸して販売できるようになります。
販売経路でお悩みのメーカーさんや個人事業主さん、これを機にAmazonと取引してみてはどうですか? ビジネスが大きく変わるかもしれませんよ!
source: Amazon.co.jp
(三浦一紀)