2004年、NASAの火星探査機「オポチュニティ」が火星に着陸しました。元々90日間稼働予定だったこの探査機は、結局11年間も火星を走り続けています。11年間でフルマラソンの距離を走ってきた頑張り屋さんです。そんな「オポチュニティ」の11年間の孤独なマラソンをたった8分で振り返ってみましょう。
左側に見えるのは2004年1月から2015年4月に渡って「オポチュニティ」の危険回避用カメラが撮った写真で作られたタイムラプス動画、その右に表示されるのは探査機の冒険した火星上のルートです。なお動画の音声は探査機の振動計測結果で作られています。音量が大きければ、車輪下の地表は荒く、少なければなめらかだということ。この動画では「オポチュニティ」が自分の着陸時に捨てられた熱シールドを調査していたり、2005年に砂漠で2か月間も動けなくなったりしているところなど、様々なシーンが見られます。11年間があっという間に過ぎてしまうので、しっかり見ててね!
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(abcxyz)