Twitter公式アプリがTwitterカード対応に本腰を入れ始めたようなので、サイトはちゃんと実装しておくといいよ

Twitterの公式アプリが、Twitterカード(Twitter Cards)の情報を積極的に表示し始めたので、改めてサイトはちゃんと実装しておくといいよ、というお話し。

Twitterのスマホアプリが、タイムライン上でTwitterカードの情報を表示するようになりました。僕が気が付いたのは先月の2015年7月14日です。

Twitterアプリでのリンクの表示例(Summary Card with Large Image)
▲Twitterアプリでのリンクの表示例。これはSummary Card with Large Image(大きな画像付きのSummaryカード)の場合の表示

Twitterアプリでのリンクの表示例(Summary Card)
▲Twitterアプリでのリンクの表示例。これはSummary Card(Summaryカード)の場合の表示

PCのTwitterタイムラインでは、いまのところ従来どおり「URLのみの表示」です。

PCでのTwitterタイムラインでのリンクの表示
▲PCのTwitterタイムラインでのリンクの表示。URLのみが表示され、Twitterカードの情報は表示されない(投稿詳細ページつまり投稿のパーマリンクではTwitterカードの情報は表示される)

iPadアプリでも、タイムラインでTwitterカードの表示を始めています。

従来、Twitteカードの情報は、Twitterの投稿詳細表示や検索結果など、一部での表示にとどまっていました。利用者の多いスマホアプリのタイムラインでTwitterカードの情報を表示し始めたことで、企業を含むサイト運用者にとっては、リンクのクリック領域が広くなったことから、適切なTwitterカードの指定でより積極的にサイトへの誘導を計れます。

Twitterカードは、2012年頃?という比較的古くから提供されている仕様のため、サイトへの実装がごく初期の記述のままだったり、実装していないサイトも多いように感じます(このブログもそうでした)。改めて、Twitterアカウントを持つサイトの場合は、適切に実装しておくと良いと思います。

Twitterカード | Twitter Developers
Twitterカードの解説は、加藤さんの記事が詳しいです。

Twitter カード 7タイプの使い方をカード種別ごとに解説するよ | WWW WATCH