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ビートたけし、22年ぶりハリウッド映画出演 『攻殻機動隊』で荒巻大輔役

 タレントのビートたけし(69)が、米女優スカーレット・ヨハンソン(31)主演のハリウッド映画『攻殻機動隊』(2017年3月全世界公開予定)に出演することが3日、わかった。キアヌ・リーブスと共演した1995年公開の『JM』以来、22年ぶりにハリウッド作品に出演するたけしは「自分の監督作品とは全く異なるスタイリッシュなエンターテインメント作品として、面白いなと思い出演することにしました。どんな作品になるか、自分も楽しみにしています」と意気込んでいる。

ビートたけし (C)ORICON NewS inc.

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 原作は1989年に士郎正宗氏が発表した、人々の意志が“電脳”でつながれた未来社会を舞台にしたSF作品の金字塔ともいえる漫画作品。全世界にファンを持ち、数多くのSF作品に多大な影響を与えてきた。昨年1月に主人公の草薙素子にあたる役をヨハンソンが演じることが発表されて以降、共演者の名前は1年以上も発表されず、世界中の様々な俳優の名前が挙がっていたが、原作が生まれた日本の映画会の巨匠が、役者として出演することになった。

 たけしが演じるのは、素子が所属する最も危険なテクノロジーの脅威から世界を守る使命を負う、内務省公安9課の創設者かつ課長の荒巻大輔。物語における重要なキーパーソンでファンからの人気も高く、たけしも「独特な存在感を放つ魅力的な人物」と評している。

 実績の大きさから映画監督として語られることの多いたけしだが、古くは『戦場のメリークリスマス』(1983)で世界にその名を響かせ、『御法度』(99)や『バトル・ロワイアル』(2000)、『血と骨』(04)などの話題作に出演、最近では『MOZU劇場版』(15)や『女が眠る時』(16)などで見せる演技の評価も高い。そして来年、ジャパニーズSFコミックが原作となるハリウッド作品で、役者としても世界中にインパクトを与えようとしている。

 同作の監督は、『スノーホワイト』(12)のルパート・サンダース。脚本には複数のハリウッドの一級線のスタッフが集結し、劇場版およびテレビ版アニメシリーズを手がけたProduction I.G.代表の石川光久氏と『ターミネーター4』(09)などの製作を手がけたジェフリー・シルバーがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。

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