やっぱり出た。
「GoogleがAmazon Echoのライバル製品を開発している」、「次のGoogleI/Oで発表か」、なんて騒がれていましたが、案の定出ました。
今回発表された製品名は「Google Home」。それまで、コードネーム「Chirp」と呼ばれていたものです。
一見芳香剤のように見えなくもない筐体には、スピーカーやマイクなど、まさにAmazon Echoと同じものが内蔵されており、Google傘下のソフトウェアNestを含む、スマートホーム対応の家電をコントロール可能です。
Google Homeを動かす中枢は、I/Oで同時に発表されたGoogle Assistant。これは自然言語処理を応用した技術で、ユーザの発言を学習することで進化し、対話できるようになる音声アシスタントです。
またAmazon Echoと比べると、やはりGoogleの検索エンジンを利用できる点が最大のアドバンテージといえるでしょう。
大きさもAmazon Echoと比べると大分小さくなっています。これなら狭い部屋でもスペースを取りませんね。
Google Homeはまた、スピーカーのSonoのように、複数の筐体を繋いで使うことも可能。対話を重ねてどんどん賢くなったら、そのうちGoogle Homeに悩み事を相談しちゃいそうで怖い…。まさにSFの世界が近づいてますよね。
発売は今年の後半を予定しているとのことですが、具体的な日程や価格は未定。こちらのリンクからメールアドレスを登録しておけば、お知らせが届くとのことですよ。
Alex Cranz - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)