GoogleニュースがAMPをサポート開始、AMP対応した記事専用のカルーセルを導入

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GoogleニュースがAMPをサポートし、AMP対応している記事を掲載するようになったことをGoogleはアナウンスしました。
今のところは、米国のGoogleニュースでの英語版ニュースだけでの導入になります。

Googleニュースに掲載されるAMP記事

まず、Googleニュースのトップには、「Headlines」の見出しでトップストーリー用のカルーセルが設置されています。
ここには、AMPに対応した記事だけが掲載されます(AMPマーク“⚡”と“AMP”ラベルが付いている。最大14個)。
GoogleニュースのAMPカルーセル
GoogleニュースのAMPカルーセル

カルーセルより後には、AMP記事と通常の記事が混在します。
AMP記事には、AMPマーク“⚡”が付きます。
AMP記事と通常記事が混在

AMP記事をタップすると、その記事のURLにはアクセスせずにAMPキャッシュから返されます(もちろん高速表示!)。
URLのドメイン名は、news.google.com のままです。
news.google.comから返されるAMP記事

冒頭でも触れたように、米国版のGoogleニュースの英語記事だけにAMPが適用されます。
しかし他の言語にもすぐに導入する予定とのことです。

プラットフォームは限定されず、ブラウザおよびAndroidとiOSのGoogleアプリで利用できます。

まだ展開中のようで、ひょっとしたら見られないユーザーがいるかもしれません。
AMPカルーセルが表示されていなければ、時間をおいて試してみてください。

AMPは、まずGoogleモバイル検索に2月24日に導入されました。
トップストーリーとしてAMPコンテンツ専用のカルーセルに掲載されます。

AMPをサポートするサービスを順次拡大していくとGoogleは話していました。
モバイル検索の次にAMPをサポートしたのが、今回のGoogleニュースでした。

モバイル検索のAMPカルーセルに掲載されるのは、ニュース記事や時事ネタを扱うブログ記事が中心でした。
2番目がGoogleニュースだったのは順当ですね。