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レブロン・ジェームズ「コービーの長い旅路の一部になれて幸せ」

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2月14日(日本時間15日)にエア・カナダ・センターで行なわれた第65回NBAオールスターゲームに出場したレブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)が、試合後メディアの質疑に応じ、現役最後の球宴出場となったコービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ)とのことなどについて語った。


レブロン、今大会での得点で(オールスターゲームでの)通算得点でコービーを1点上回った(ジェームズは291点、ブライアントは290点)。それはあなたにとって特別な意味を持つ?

いや、特にはないね(笑)。今回のオールスターウィークエンドに参加できたこと、僕にとって12回連続のオールスターゲーム出場になったこと、イーストを代表して先発出場できたことは家族、ファンにとって大きな意味を持つと思う。でも、得点記録に関しては、僕にとってあまり意味はない。

レブロン、試合中コービーとマッチアップしたとき、フロアを叩いて、腕を下げながら彼に何かを言っていましたね。コービーとプレイ中に交流できたことの意味は?

先週から言い続けていることだけれど、彼とマッチアップする機会がもうすぐ終わってしまうというのは寂しいもの。あと1試合ロサンゼルスでの対戦を残しているけれどね。偉大な選手と対戦する機会があるのなら、それを楽しまないと。彼はシーズンを通して驚くことばかりだろうけれど、ここトロント、アメリカ、それに世界中のファンが彼に敬意を表している。それだけの存在だからね。彼の長い旅路の一部になれて幸せだよ。

今回がオールスターゲームでコービーと共演する最後の機会ということを心から感じている?

いや、そんなことはないね。もし来年のオールスターゲームにファン投票で選出される、もしくはコーチ推薦で出場できるなら、シャーロットで彼がいないということに気がつく。それまでは本当の意味で今回が最後ということを理解しないんじゃないかな。まだ、上手く受け入れられていないね。

ラッセル・ウェストブルックは2年前に3度ひざを手術したにもかかわらず、昨年と今年のオールスターゲームでMVPに輝いた。身体的な観点から見て、ひざの手術から彼ほど上手く復帰した選手を見て何を思った?

僕個人の意見としては、彼が手術を受けたなんて信じられない(笑)。素晴らしいことだと思う。今あなたが言われたように、彼は手術を受けても何1つ失っていない。それどころか、1ステップも2ステップも、3ステップも前に進んでいる。リーグ史上に残る身体能力を持った選手だね。信じられないくらい素晴らしい才能の持ち主さ。僕たちの競技では、彼のような選手はあまり現れない。

今日は出場時間が制限されていたように見えたが、プラン通りだった?

プラン通りだった。もし試合が競ったらコートに戻っていたと思うけれどね。今後のこともあるから、コーチ(タロン・ルー・ヘッドコーチ)は僕を休ませたかったのだと思う。出場時間は短かったけれど、ベンチからオールスター選手を応援できて良かったよ。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ