すごい存在感。
今にも動き出しそうな、産業廃棄物でできたスチームパンクな巨大亀のオブジェ。このオブジェは車やバイク、トラクターの部品でできているそうです。
制作者は、産業廃棄物を利用して動物のオブジェを作ることを得意とする、チェック柄のつなぎと帽子を被ったOno Gafさん。インドネシアで活動するアーティストです。
それにしても、私たちはどうしてスチームパンクなアートに惹かれるのでしょう? もしかすると、一見無秩序に組み合わされた機械部品の集合体から、理不尽に絡み合った現代文明の行き詰まりのようなものを感じられるからなのかもしれませんね。
力強いフォルム。爪の部分は何の部品でできているんでしょうか?
口元に埋め込まれたアクセントの赤い工具が印象的。
これはクラッチ板かな? カメの重厚な甲羅がしっかりと表現できていますね。
source: Colossal
(塚本直樹)