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“素人カメラマン必見” 結婚式二次会で写真撮影するコツ

“素人カメラマン必見” 結婚式二次会で写真撮影するコツ

6月も折り返しとなりましたね。
日本の気候では、あまり現実的ではない
ジューンブライドのシーズンですが、
皆さん、結婚式に呼ばれていますか?
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趣味や子供の為に買った一眼レフ、
最近の流行で買ったミラーレス一眼などなど
ちょっと良いカメラを持っている人は、
友人の結婚式などで、良い写真を撮ろうと
密かに狙っていませんか?

でも結婚式って大体プロカメラマンが撮影に入ってますよね?
あんまり“でしゃばって”撮影するのは少し気が引けますよね。
そりゃぁ、こっちはプロじゃないですし。
IMG_0129
しかし、結婚式二次会はどうでしょう?
プロカメラマンを二次会まで頼む方は少なく、
新郎新婦から、撮影を頼まれたご友人も
結構いるのではないでしょうか?

結婚式では一発狙えなかった人も、
二次会から参加した人も、
ちょっと良いカメラを持っているご友人は
新郎新婦の為に撮影して、データを渡してあげましょう!!

そんな素人カメラマンの為に、僕がいつも二次会撮影現場で
心掛けている4つのコツを紹介していきたいと思います!!

ではいってみましょう!!

▼ 結婚式二次会で喜ばれる写真撮影 4つのコツ

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  • 1.準備する撮影機材
  • 2.撮影時の心構え
  • 3.カメラの設定
  • 4.こんな写真も撮ろう!!
※なるべくメーカー特有の設定や表現は避けたいと思いますが、
僕自身がcanonユーザーなので、ご了承下さい。
※撮影方法に正解はありません。あくまでも参考程度でお考え下さい。

1.準備する機材

1-1.カメラ
IMG_0444結婚式二次会は、基本的に陽が沈んだ後の屋内
行うことが断然多いと思います。
と言う事で、高感度撮影に強いカメラを選びましょう。
常用感度がISO3200ぐらいであれば十分かと思います。
(財力があれば、新しいカメラが好ましいですね)

ISO感度に関しての説明は、割愛させていただきますので、
以下の記事を参照して下さい。

▼ISO感度 デジタル一眼レフカメラの基礎知識:ニコンイメージング
http://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/13/
1-2.外付けストロボ(フラッシュ)
IMG_0745-Edit
フラッシュを使った撮影は、好き嫌いが分かれます。
しかし、あればあったで心強いツールなのは確かです。
カメラ内蔵のフラッシュでもOKなのですが、
外付けのストロボ(フラッシュ)の方が好ましいです。
また、直接フラッシュを当てると残念な写真になりますので、
ディフューザーを使うことをオススメします。
以下の記事を参照して下さい。

▼ストロボ(フラッシュ)のディフューザー効果撮影を可視化して解説:デジタル備忘録
http://digibibo.com/blog-entry-1526.html
▼内蔵ストロボでバウンス撮影!名刺ディフューザーが手軽で超便利:すけこむブログ
http://blog.sukecom.net/entry/2013/10/20/002314

1-3.レンズ
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レンズ選定に正解も失敗もないので、絶対にコレ!!とは言えません。
しかし、素人カメラマンが多くのレンズを取り揃えている可能性は
低いと思いますので、標準のズームレンズで大丈夫だと思います。
例えば18-55㎜とか18-135㎜とかでしょうか。

もしも大口径で明るい(f1.8とかのF値が小さい事)レンズを
お持ちでしたら、是非持っていく事をオススメします。

新しく買い揃えるのであれば、大口径レンズにしましょう。
以下の記事を参照して下さい。

▼大口径レンズとは?メリット・デメリットも:モリのカメラノート
http://www.mori-camera.com/lens/daikoukei.htm

2.撮影時の心構え

2-1.あいさつをする
131005_スタビアーナ-37
新郎新婦とは顔見知りでも、それぞれのお友達全員と顔見知り!!
という二次会は、あまりないでしょう。
知らない人に写真を撮られるのは、あまり良い感じはしませんね。
最初に写真を撮る時は、必ず一言あいさつをしましょう。
「新郎の高校の同級生で、今日は撮影担当してます!」
たったその一言だけで、皆さん笑顔で撮影に応対してくれます。
撮影をスムーズに行う為に、コミュニケーションは大切にしましょう。
2-2.進行の確認
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これもまた大切な事です。
その日の流れを、事前にしっかり確認しておきましょう。
幹事さんに聞けば、内容を把握しているはずですので、
挨拶がてら聞いてしまうのが良いと思います。

もしも進行表の用意がなどがあれば見せてもらい、
最低限、次の項目はチェックしておきましょう。
  • 新郎新婦の入場時間
  • ケーキカットの有無 → ある場合は開始時間
  • 余興の有無 → ある場合は内容と開始時間
  • サプライズ演出 → 手紙やVTRなど
  • その他特別な演出
また、先程の“あいさつ”が行き届いていれば、
撮影ポジションなども優先的に譲ってもらえます。
その時はお礼も忘れずにしましょう!!
2-3.良い写真1枚より、そこそこな写真100枚
IMG_0019
僕が結婚式二次会の撮影をすると、一回の撮影で
大体700〜800枚の写真を撮ります。
その中から大体200程度に厳選してお渡しします。
とにかく撮影枚数が大事です。
失敗したら消す、とにかくたくさん撮る!!
集合写真は連写モードで3枚ぐらい撮りましょう。
ガンガン撮る事が大切です。

3.カメラの設定

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3-1.オート
素人カメラマンは基本的にはオートモードをおオススメします。
理由は、シャッター速度や絞りなどを気にしながら撮影していたら、
大切なタイミングを逃す可能性が大いにあるからです。
なので、基本的にはオートで撮影するのがベターでしょう。
3-2.シャッター速度優先モード
薄暗い会場で写真を撮るという事は、
シャッター速度を上げないと、写真がブレブレになってしまいます。
被写体が必ずしも静止しているとは限りませんので、
なるべくシャッター速度は早くしたいですね。
オートモードで上手く撮影できない場合には、
シャッター速度優先モードでも良いと思います。
シャッター速度は最低でも“1/50”は確保したいですね…
先に説明した、ストロボ(フラッシュ)が使える人は、
シャッター速度を大幅に稼げますので、ブレた写真は
激変するでしょう。
3-3.スポーツモード
余興や新郎新婦の入退場、薄暗い会場で動いている被写体を
撮影するのは、思いの外大変です。
先程のシャッター速度優先モードでも良いのですが、
いっそスポーツモードで撮るのもありです。
シャッターを半押ししていれば、被写体にピントを合わせ続けてくれます。
連写すればある程度使える写真が残るでしょう。

4.こんな写真も撮ろう!!

“絶対”という訳ではないのですが、多くの新郎新婦さんは、
自分達よりもゲストの写真を多く求める傾向にあります。
バランスで言えば、6:4ぐらいでゲストを多めに撮影します。
その他にも、会場の雰囲気や、料理の写真、目線を外した自然な写真、
などなど、とにかく色々な種類の写真を撮りましょう。
写真の一例を掲載しますので、ご参考にしてみて下さい。

※写真の腕に関しては、そっとしておいて下さい。
4-1.会場
どんな会場で二次会を行ったのか?
将来見返したときに、会場の雰囲気が分かれば良いと思います。
カワラカフェ VERANDA_1
4-2.料理
新郎新婦の二人は、ほとんど料理は食べられません。
なので、どんな料理でゲストをおもてなししたのか、
写真で代わりに残しておきましょう。
2.料理2 2.料理1
4-3.入場
スポーツモードで撮影する事をオススメします。
連写でとにかく撮りまくりましょう。
3_入場1 3_入場2
4-4.ケーキ
ケーキ入刀する前に、あらかじめ撮影しておきましょう。
4.ケーキ2 4.ケーキ1
4-5.ケーキ入刀
正面から新郎新婦を撮った写真の他にも、
後ろに回って、ゲストも一緒に撮ると臨場感が出ます。
5_ケーキ入刀2 5_ケーキ入刀1
4-6.セカンドバイト
スポーツモードで撮影する事をオススメします。
連写でとにかく撮りまくりましょう。
IMG_0176-Edit-Edit 6_セカンドバイト
4-7.余興
ダンスなどの場合にはスポーツモードで。
ビンゴなどの場合には景品を受け取った人などを
撮影すると良いでしょう。
また、盛り上がっているゲストの写真を撮るのも良いと思います。
3 5
IMG_0347-Edit 8_余興
4-8.小物・装飾
パーティーを引き立てる小物や装飾もちゃんと撮影しましょう。
高倍率 002-Edit
4-9.集合写真
必ず何枚も撮影しましょう。
連射で撮ることをオススメします。

シャッター速度が遅いと、ブレる可能性があります。
絞り(F値)が小さいとボケる可能性もあります。
店内の照明は一番明るくしてもらい、
ISO感度など上げて、シャッター速度と絞りを調整しましょう。
8 IMG_0063
4-10.スピーチ
最後の大切なシーンですので、しっかりと撮影しましょう。
スポーツモードでとれば、喋るところも上手く撮影できます。
IMG_0433-Edit スピーチ

▼最後に

一生に一度しかない(はず)の結婚式や結婚式二次会。
どんな写真を撮れば良いんだろう。
そんな悩みを抱える方は、たくさんいると思います。

撮影する方がガチガチに緊張していては、
撮られる方も緊張してしまいます。
そこまで気負わずに、楽しみながら撮影しましょう。
楽しみながら笑顔で撮影するのが、一番のコツかもしれませんね。


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