ZOZOTOWNのリニューアルが示したファッションECサイト、次の1手
2014年12月末にZOZOTOWNがリニューアルしましたね。
ファッションECに関わる方は少なからず、ベンチマークしているのではないでしょうか。
今回ZOZOTOWNのリニューアルで、各ブランドが運営するファッションECの戦略にも影響するのではないかと感じました。
↓リニューアル前
↓リニューアル後
コンテンツは大きく変わっていませんが、ZOZOユーザにとっては大きな気付き、変化があったと感じました。
よりパーソナライズされたWebサイトヘ
Webの見せ方はテクノロジーの進化に影響を及ぼしますが、その表現は自由でよりパーソルなスペースへもなれます。
現在のZOZOTOWNでは会員ログインをし、お気に入りに登録した商品が「値下げ」「残り1点」になったタイミグで、ヘッダーのアイコンにバッジが表示され、ユーザの注意を引くようになっていました。
これは突き詰めるとZOZOTOWNユーザにとって有益な情報をしっかりと届けることが目的で、本来ECサイトはこうあるべきなのではないかと感じます。
会員全員がメルマガをとっているわけでもなく、SNSを使っているとは限らない中で、サイトの訪れた会員にはしっかりとおもてなす仕組みだと思います。
それ以外にも商品詳細ページには過去購入した商品のサムネイルやサイズが表示され、ユーザのサイズ確認の手間や、不安を取り除くように考えられているようです。
今後のファッションECサイトの可能性
こういった仕組みを取り入れることは、ブランドが運営する直営ECがもっと行っていくべきではないかと感じます。
モールと直営ECサイトの共存を考えた時に、1つのアイデアになるのではないでしょうか。