モス運営の野菜レストランで「真夏の変わりだね野菜のフルコース」を食べてきた
モスバーガーは野菜にこだわるハンバーガーチェーンとして知られており、お店には生産地や生産者の名前が書かれたボードが置かれています。そんなモスバーガーの関連会社モスダイニングが「野菜の力と大地の恵み」をコンセプトにこだわりの野菜メニューを提供するお店が渋谷にある「GREEN GRILL」です。8月18日(月)からは全国から変わり種の野菜を集めた「真夏の変わりだね野菜のフルコース」を提供しています。グリーンマローやコリンキーといった聞きなれない野菜も使われており、味が気になったので食べに行ってきました。
真夏の変わりだね野菜のフルコースのご紹介 | MOS Dining
http://www.mosdining.co.jp/wp/mosdining/2146
GREEN GRILLの住所は「東京都渋谷区渋谷1丁目23-16 cocotiビル3F」で渋谷駅から歩いて5分ほど。
cocotiビルの前に到着。
3階のGREEN GRILLにはエスカレーターですぐに行けるようになっています。
エスカレーターに乗って3階に到着。
3階に着けばGREEN GRILLはすぐそこです。
お店の前にも「野菜の力と大地の恵み」とコンセプトが書かれており、モスの外観とは全く違う雰囲気。
お店の前には「真夏の変わりだね野菜のフルコース」のメニューは置かれていませんでした。
お店に入ると、店員さんが席まで案内してくれます。
アルコールもたくさん置かれています。
ワインもたくさん置かれていました。
席は卓を囲むタイプの席や……
2人がけの席
奥の席はちょっとリッチな雰囲気でした。
野菜の説明が書かれたプレートが置かれています。
席に着いてさっそく目当ての真夏の変わりだね野菜のフルコースを注文。
まずは食前に「メイヤーレモンとハーブのスカッシュ」が到着。
メイヤーレモンやハーブが載っており、中央から伸びる緑の葉は生のレモングラス。
底にはシロップ漬けにしたメイヤーレモンが沈んでいます。
メイヤーレモンはオレンジとレモンを掛け合わせたような香りで爽やか。特に生のものが入っているので香りが良いソーダで、夏の暑い日にもピッタリです。
2品目は冷菜で「焼きナスと生姜の冷製ポタージュ 白蕪と生ハム添え」。
お皿の端にはトマトの皮のチップが載っています。
ポタージュにはオリーブオイルが浮いていました。
まずは中央に浮かぶ生ハムとホワイトセロリから食べてみます。スープは冷たいながら焼きナスの味が力強く、生ハムの旨味に負けないほどでしっかり野菜の味が感じられます。セロリは三つ葉のような食感で、大きく育ったものよりはクセがないものの、かむとセロリ独特の香りが口一杯に広がります。ハムの下にある野辺地蕪(のへじかぶ)は甘くハムの旨味との相性は抜群でした。
加賀太胡瓜(かがぶときゅうり)はかなり大きなきゅうりですが水っぽくはなく、シャキシャキとした食感が楽しめポタージュの味と良く合っていました。
温菜の「緑のニョッキ~蓬と男爵芋の自家製ニョッキ~」は、テーブルに着くとよもぎの香りが感じられました。
蓬と男爵芋を練りこんだ緑色のニョッキはやや柔らかめで、白玉とジャガイモを合わせたような食感。塩加減も控えめで蓬の味がしっかりと感じられました。チーズとガーリックで作られたソースはややこってりしていますが、野菜の味がしっかりしているので素材の味を殺してしまうようなことはありません。
グリーンマローはズッキーニとかぼちゃから生まれた新品種で、甘味がありきゅうりに近い食感。
コーンスプラウトは芽ねぎのような食感で、かむとコーンの甘味が感じ取れます。
続いては魚料理「夏野菜と魚介の真夏のブイヤベース」。野菜だけでなく海老の頭などが豪快に盛りつけられており、ベースのスープは鯛のあらのだし汁・トマト・オニオンが使われています。
えびにはブイヤベースの旨味が染みこんでおりいい感じ。海老味噌が入っているので、ブイヤベースに混ぜると一味違ったコクが加わります。
鯛も柔らかな食感で、旨味が抜けてしまうことなくグッド。
ムール貝も旨味がたっぷり詰まっていました。
オクラの粘りは意外とブイヤベースの濃厚な魚だしにマッチ。
ゴーヤはやや苦味があるものの、ブイヤベースと一緒に食べるとそこまでクセが強くないように感じられました。
白ゴーヤは青いゴーヤよりもクセが少ないので、苦手な人でも試してみる価値アリ。
トマトの酸味とブイヤベースの組み合わせは鉄板。実に酸味が残っており、口をさっぱりさせてくれます。
黄色いコーンは甘味があり、ブイヤベースの旨味とも良く合っています。
白いとうもろこしピュアホワイトは黄色いトウモロコシよりも甘味が強く感じられました。
ひも唐辛子はそこまで辛味が強くなく、ししとうに近い味。
コリンキーはかぼちゃの一種で、ほんのり甘味が感じられました。
千石豆(せんごくまめ)はサヤエンドウに似た味で、より甘味が強く濃い味でした。
夏野菜と魚介の真夏のブイヤベースがでてくるタイミングで、パンが一緒に提供されました。
最後にスープが残ってしまうので、パンにスープを染みこませて食べるといいかもしれません。
「みつせ鶏といろいろ茸のオーブン焼き 香草バター風味」は、鶏や野菜をSTAUB製のココットで焼き上げた一品。パセリ・エシャロット・ガーリックで作った特製のバターソースで味付けられています。
変わった茸の1つマコモ茸はイネ科の一種で、エリンギに近い食感。バターを使ったソースとの相性も抜群。
マコモ茸の他にしめじなども入っており、きのこがもりだくさんでした。
ボイラーオニオンは甘味が強く、バターやガーリックとの相性が抜群。
みつせ鶏は胸肉が使われており、旨味がたっぷりでソースと好相性。コースの中ではややこってりしたメニューでした。
デザートは「若桃とスイカ 若取金糸瓜のコンポート」は彩りが鮮やか。
グラパラリーフはみずみずしくほどよく酸味があり、シロップの味と良く合っていました。
丸くくりぬいたスイカはさっぱりとした味。
若桃はしっかりと甘味があり、梅と桃の中間ぐらいの食感で種まで食べることができます。
若取錦糸瓜(わかどりきんしうり)はきゅうりに近い味ですが、コンポートのフルーツの甘味が違和感なく染みこんでいました。食感はしゃきっとしています。
最後にドリンクが出てコースが終了。価格は税込4860円で決して安くはありませんが、スーパーでまず買うことができない野菜が食べられるので、野菜が好きな人なら一度食べてもいいかもしれません。
なお、真夏の変わりだね野菜のフルコースは9月15日(月)までの限定メニューになっています。
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