グリーが定款変更、建設など追加
交流ゲーム大手のグリーは21日、定款を一部変更し、事業目的に建設・不動産業やタクシー運営などを加えると発表した。定款は、企業の目的や組織などに関するルールを定めたもので、変更により新規事業の展開を円滑にする狙いがある。
9月26日予定の株主総会で定款の変更を提案する。新たに加えた事業目的のほか、すでにある「旅行業」についてはツアーの企画・立案や販売を追加した。「具体的な計画はないが、今後参入の可能性があるものを加えた」(同社)という。
主力のゲーム事業は業績が低迷している。「第2、第3の事業を育成する」(田中良和社長)という。
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