富士フイルムのエボラ未承認薬、ノロウィルスにも有効か=英大学

富士フイルムのエボラ未承認薬、ノロウィルスにも有効か=英大学
 10月21日、英大学は富士フイルムのエボラ熱未承認薬が、ノロウィルスにも有効な可能性があると指摘した。写真は超微構造形態の一部。8月入手(2014年 ロイター/Cynthia Goldsmith/CDC/Handout via Reuters)
[ロンドン 21日 ロイター] - エボラ出血熱への効果が期待される富士フイルム<4901.T>のインフルエンザ治療薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」について、英ケンブリッジ大学の研究チームは21日、ノロウィルスに対しても効果を発揮する可能性があるとの見解を示した。
研究はなお初期段階にあるが、マウス実験でノロウィルス感染を低減、または除染する効果が確認された。
アビガンの投与で、ノロウィルスが「致死突然変異誘発」と呼ばれる自滅プロセスに至り、事実上、死滅するとしている。

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