米アマゾンがハードウエア部門拡張へ、ネット接続の家電開発

米アマゾンがハードウエア部門拡張へ、ネット接続の家電開発
 9月24日、米アマゾン・ドット・コムは、電子書籍リーダー端末「キンドル」などを開発したハードウエア部門の人員を今後5年間で少なくとも27%増やす計画。9月17日、子供向けキンドル発売イベントで撮影(2014年 ロイター/Brendan McDermid)
[サンフランシスコ 24日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは、電子書籍リーダー端末「キンドル」などを開発したハードウエア部門の人員を今後5年間で少なくとも27%増やす計画。関係筋によると、アマゾンはこの部門でネットに接続された家電のテストを進めている。
カリフォルニア州知事のウェブサイトに掲載された同社と州の合意文書によると、アマゾンはクパチーノにあるLab126という部門のフルタイム従業員を2019年までに少なくとも3757人に増やす。それにより同社は1200万ドルの税優遇措置が受けられるという。また、この部門に5500万ドル投資する計画。
関係筋によると、アマゾンはLab126でインターネットに接続されている「コネクテッドホーム」家電をテストしている。
家電のボタンを押すだけで洗剤を注文することができたり、エアコンのフィルター交換が必要なことを事前に知らせたりする「コネクテッドホーム」家電構想に向け、この部門で開発を進めているという。
同社はまた、ウエアラブル端末の開発にも関心があるという。

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