商用化も近い? トランスフォームする空飛ぶクルマ「AeroMobile 3.0」

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    商用化も近い? トランスフォームする空飛ぶクルマ「AeroMobile 3.0」

    おおおおおお、欲しい!

    路上でも空中でも存在感を遺憾なく発揮してくれそうですが、一番心ときめくのは、その姿を変形させる瞬間ではないでしょうか。スロバキア超軽量動力機連盟から認証されたAeroMobil 3.0は、今年10月に最後のテスト飛行を開始しました。AeroMobile社によると、今回のバージョンは製品の最終形態にかなり近い段階いにあるそうです。

    AeroMobil 3.0は、もちろん車の代替物として設計されたわけではなく、飛行機を自宅のガレージに置いてコストを下げたいと考えている郊外の飛行愛好家のために作られているといえるでしょう(起伏の激しい土地で長距離移動を素早く行いたい農家の方むけにSkyRunnerが作られているのと似ている)。

    飛行場にセスナを置いたり超軽量動力機と車を2台持ちするのは大変ですが、家にこれ1台あれば思い立ったときにドライブでもフライトでもできる世界が来るかもしれません。あるいは、ときどき空を飛ぶロードトリップ・ムービーも撮影できるかもしれません。

    AeroMobil 3.0プロトタイプは、ファイナル・プロダクトにとても近い形態となっています。最終形と同じような素材で組み立てられており、ボディー・シェル、ウィング、ホイールにも高度な合成素材が使われています。また、航空電子工学機器、自動操縦、高度なパラシュート供給システムなどファイナル・プロダクトに組み込まれる主な特徴もすべて搭載しました。

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    1990年から始まったこのプロジェクト。発売時期についてはまだふれられていませんが、ここまでくるとだいぶ商用化も近づいてきた感があります。空飛ぶクルマの飛行、肉眼で見てみたい!

    source: AeroMobil

    Jesus Diaz - Gizmodo SPLOID[原文

    (Rumi)