NBA

コービー・ブライアント、メンターとしてのマイケル・ジョーダンについて語る

Author Photo
Kobe Bryant Conference at United Center

コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ)は、プレイスタイル、勝利を欲する強過ぎる意欲、さらにインタビューでの受け答えの仕方でさえ、現役時代のマイケル・ジョーダンから強い影響を受けた。そんな彼もキャリア序盤にジョーダンから“直接指導”を受ける機会に恵まれたという。その経験が、“ブラックマンバ”と呼ばれ、NBA史に残る偉大な選手となる道に彼を導いた。

2月21日(日本時間22日)にユナイテッド・センターで行なわれた現役最後のシカゴ・ブルズ戦前に会見を開いたブライアントは、選手としての自分、リーダーとしての自分に与えたジョーダンの影響力、そして1996年12月17日に初めてジョーダンと対戦したときの思い出を語った。

「彼と初めて対戦したとき、ベースラインからダンクを決める方法を教わったよ。最高だった。本当に最高だった。何度も何度も見てきたプレイだし、彼がそのプレイをするのをわかっていた。でも、テレビで見るのと実際とでは、タイミングが全く違うんだ」。

その後20年もの間、NBAファンはブライアントがMJの代名詞的なプレイを決め続ける姿を見てきた。5度の優勝を果たし、何千得点も決める姿を目に焼き付けてきた。現役最後となる今季は苦戦しているものの、それでも時折、かつての輝きを垣間見せてくれる。ユナイテッド・センターでのラストゲームで皆が知る彼のプレイが見られたのも、なるほどと頷けるわけだ。

原文:Kobe Bryant details Michael Jordan's impact as a mentor by Jordan Greer/Sporting News

著者
Sporting News Photo

The sports world explained. The Sporting News goes beyond the score to deliver the news, data, insights and entertainment that sports fans around the globe need to know.