【ジュノー木星到着】ジュノーってなに?【Doodle】
どうも、ジョンです!
なんかGoogleのロゴがやたらかわいい感じになってますね。
これはNASAの探査機「ジュノー」が木星に到達したことを受けて、変更されたようです。そもそもジュノーってなんなのか、気になったので調べてみました!
ロゴはこちら↓
NASAの探査機「ジュノー」
目的
ジュノーはNASAが木星を探査するため2011年8月に打ち上げた探査機。ジュノーによる木星探査では、
・木星の核の質量や大きさ、重力場、磁場、内部の対流等を決定することで、正味のダイナミクスや構造上の性質を理解する。
・木星の大気の組成、特に凝縮性ガス(水、アンモニア、メタン、硫化水素)の存在量や深部の温度、風速、雲の不透明度等を測定する。
・木星の極の磁場の三次元構造を決定する。(引用元:ニュー・フロンティア計画 - Wikipedia)
が目的とされています。
またこの木星探査はNASAが太陽系の調査を目的として行っているニュー・フロンティア計画の1つでもあります。
特徴
ジュノーの特徴は太陽電池で動くこと。それまでの探査機では原子力電池がメインだったようです。原子力電池の方がざっと調べた限りだとパワフルで、太陽電池の場合太陽から遠ざかるほど発電量も下がるのになぜジュノーは太陽電池式なのでしょうか。
どうやら原子力電池に必要なプルトニウム238の供給不足によるものが1つの原因のようです。アメリカでは1988年に製造停止、その後ロシアから輸入していましたがそちらも製造をやめてしまいました。結果NASAにはプルトニウム238の余裕がなくなっているようです。(最近アメリカでは少しではあるものの再び製造されているようです)
これは原子力電池をやめた理由ですが、太陽電池にしたのは発電効率の改善によるものだそうです。そもそも木星軌道では地球軌道で得られるエネルギーの4%しか得られません。これでもいけるように巨大なパネルと省エネ設計がジュノーにはなされているようです。
名前の由来
ジュノーはローマ神話におけるジュピターの妻です。ローマ神話の主神であるジュピターは英語で木星ですよね。つまりそういうこと。
木星探査機ジュノーにはジュピターとジュノー、そして木星を観測し衛星を発見したガリレオ・ガリレイのLEGOフィギュアがのっています。
ちなみにジュノーといえば日本語ではユノと呼ばれることもあります。英語で6月を表すJuneの由来となった女神で、ユノが結婚・出産を司ることから6月に結婚すると良いというジューンブライドなんてものもありますね。
まあ実際日本で6月は梅雨なので、あまり晴れやかな気持ちにはならないかもしれませんが……
ジュノー、がんばれ♡がんばれ♡
これから約1年半、ぐるぐる木星をまわる木星探査機ジュノー。役目を終えると木星に突入し破壊されるそうです。そんな儚い運命のジュノーですが、宇宙の謎を解明するのに大きな役割を果たすのは間違いありません。がんばれ♡がんばれ♡
いや、僕たちも頑張らないとですね!では!
参考