12月5日(日本時間6日)にチェサピーク・エナジー・アリーナで行なわれたユタ・ジャズ対オクラホマシティ・サンダーの一戦は、ラッセル・ウェストブルックがトリプルダブルを記録し、サンダーが100-94で逆転勝利を収めた。
前半シュートがなかなか決まらなかったサンダーは、第3クォーターには最大17点差のリードを奪われていた。しかし同クォーターの終盤から猛反撃を見せ、試合残り4分ほどでついに逆転。終盤は堅固なディフェンスでリードを守り通し、3連勝を飾った。
「(アンドレ)ロバーソンはリーグ屈指のディフェンダー、ポール・ジョージもリーグ屈指のディフェンダーだ。ラッセル・ウェストブルックもディフェンスのレベルを上げてきて、厳しかった」と、ジャズのクイン・スナイダーHCは相手の守備を称賛した。
ウェストブルックは34得点、14アシスト、13リバウンドをあげ、今シーズン7度目のトリプルダブルを達成。ウェストブルックとともに“ビッグ3”と呼ばれているジョージが21得点、カーメロ・アンソニーが14得点、8リバウンドをあげたほか、センターのスティーブン・アダムズが20得点、9リバウンドと活躍したことが大きかった。
サンダーのビリー・ドノバンHCは「アダムズの活躍はカーメロ・アンソニーとポール・ジョージの存在があるからだ」と語っている。
「落ち着いてしっかりとオフェンスを展開できれば、スティーブンもこういった機会に恵まれる。彼自身はこれまでと特に変わったことをしているわけではないよ」。
敗れたジャズはルーキーのドノバン・ミッチェルが31得点、ジョー・イングルズが16得点をあげたものの、第3クォーターまで見せていた好調なプレイを最後まで維持することができず、連勝を6で止める結果となった。