北陸新幹線

小松−仙台線に逆風 搭乗率4割台に

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
壇上で石川観光をPRするキャラクターのひゃくまんさん=仙台市青葉区の藤崎百貨店で2015年9月21日、石川県誘客戦略課提供
壇上で石川観光をPRするキャラクターのひゃくまんさん=仙台市青葉区の藤崎百貨店で2015年9月21日、石川県誘客戦略課提供

 空路として唯一、北陸と東北を結ぶ小松−仙台線が、昨年3月の北陸新幹線金沢開業後、逆風に見舞われている。昨年度の搭乗客は前年度比で約3割減少。北陸−東北間は新幹線で移動時間が大幅に短縮され、多くの利用客が鉄道にシフトしたとみられる。搭乗率は採算ラインとされる7割前後を大きく下回り、苦戦が長期化すれば撤退の可能性もある。

 「仙台線が新幹線開業の直撃を受けるとは思わなかった。支店だけではなく、本社にとっても盲点だった」

この記事は有料記事です。

残り776文字(全文985文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月