ビールとハイボールは何杯飲んでも1杯100円!新宿の安ウマ居酒屋「たんと」はこの世の天国でした

ビールがなんと100円の『たんと4 新宿東口店』をご紹介します。JR新宿駅東口から徒歩1分で『ビックロ』の裏手にあるお店です。生ビールやハイボールが1杯100円で飲めます。もちろん2杯目以降も100円です。初めての人にも安心の人気メニューリストが用意されており、人気通りの満足度を体験できます。年中無休で夕方5時から翌朝5時まで営業しているので終電逃したら始発まで飲めるお店として覚えておいてほしいお店です。(新宿 忘年会)

ビールとハイボールは何杯飲んでも1杯100円!新宿の安ウマ居酒屋「たんと」はこの世の天国でした

たんと(4)新宿東口店

夏の暑さだけが、ビールやハイボールを「美味い」と感じさせる理由なのだろうか?

 

人は、24時間のうちだいたい13時間は疲れている状態だと、筆者(私)は思う

 

夏は、「暑い」というだけで体力が奪われ「疲れている状態」の深刻さが増す。

そこで飲むキンキンに冷えたビールやハイボールは、喉を通った瞬間に地獄から天国へと心身を誘うほど美味い。

 

しかし、夏が終わったとしても、「上司がクソすぎる!」とか「部下の不始末の尻拭いってクソか!」とか「イイ人ぶっているクソの実態を暴露したいけど我慢しなきゃクソが!」とか、暑くなくとも人は「悪いストレス」を抱え疲れた状態になる。

 

つまり、ビールやハイボールなどの炭酸系アルコール飲料は、シュワシュワッと舌に刺激を与えるも何故か爽快な「良いストレス」で「悪いストレス」を相殺する効果があり、季節を問わず疲れた人を癒してくれるのだ!!

 

前置きがいつものように長くなったが、そんな「疲れた人々の救世主」であるビールとハイボールが1杯100円で飲める、すごいお店があるので紹介しよう!

 

【衝撃】ビールとハイボールが100円!でもメニューは更に衝撃的!!

たんと(4)新宿東口店

新宿にある『たんと4 新宿東口店』。

JR新宿駅東口から徒歩1分、『ビックロ』の裏手にあるお店だ。アサヒ“スーパードライ”(生ビール)とサントリー“角ハイボール”が、一杯あたり100円。 「ビール(ハイボール)1杯100円です!」を堂々と掲げるも「実は2杯目以降から通常料金になりまーす☆」といった店が多いなかで、こちらのお店は正真正銘、1杯目100円、2杯目100円、3杯目100円(以下エンドレス)という、何杯飲んでも1杯につき100円で飲みまくれるのだ。

たんと(4)新宿東口店

たまたま空いていた個室に案内していただき、角ハイボールを注文。

もちろんジョッキ100円!

たんと(4)新宿東口店

▲実物撮る前に飲んでしまってごめんなさい!実物はお店で

 

炭酸強め、角とソーダの割合1:4の黄金比にこだわって注がれた至極の1杯。

これが100円だなんて……利益は出るのだろうか?

その問いに対し、苦笑いしながら「利益は……ほとんど無いですね。ハイボールとビールに関しては。そこで、お客様に1人1品以上のフードメニューをご注文頂いております」と答える店長。

なるほど、ではフードの方もガンガン注文しなければ!

 

メニュー人気ランキング

たんと(4)新宿東口店

はじめて来たお店だ。

人気メニューから攻めるのが得策だろう。ランキングを確認したところ、

第1位は――

たんと(4)新宿東口店

▲ちょっと酔いが早くてブレブレでごめんなさい!実物はお店で

 

『もりもりわかめ』

「え? なんでワカメ?」――凝った料理が並ぶ中で、1位がワカメ。ランキングを操作しているんじゃないかと思った。

 

しかし! 

ワカメが1位になる理由を、後に知ることとなる。

 

アサヒスーパードライ(生)ジョッキ100円

たんと(4)新宿東口店

ハイボールを頼んでから約5分。

もうジョッキはカラだ。次はやはりビールであろう。アサヒスーパードライ(生)がハイボールと同じくジョッキ1杯100円というのだから驚きである。

 

「サーバーちゃんと洗ってる?」と思うような、変な臭いもしない。

100円でここまでちゃんとしているお店は少し珍しい気がする。

 

人気第2位の『チー焼き』

たんと(4)新宿東口店

 『もりもりわかめ』はいったん保留にし、お店で人気第2位の『チー焼き(500円)』を注文。

たんと(4)新宿東口店

ジャガイモとソーセージと焦げ目の付いたチーズの織り成すポテトグラタンのような濃厚な味に舌鼓を打ち、そこにビールを一気にプハーッと流し込む。

 

天国だ。

100円で天国に入れるのなら、生きている方が得なんじゃないかと思えるほどだ。

 

店長イチオシのメニュー『自家製 激うま塩麹チキン』

たんと(4)新宿東口店

お次は、人気第3位であり店長さんイチオシのご自慢メニューでもある『自家製 激うま塩麹チキン』を注文。

風貌からして食欲をそそる。外は焦げ目をつけてパリッとクリスピーに焼き上げられ、中はジューシーな柔らかさのまま。口に入れると肉汁が一気に噴き出し、塩麹のコクと相俟って、シンプルながらも飽きのこない逸品! 

 

この1品でビールとハイボールを合計7杯飲んでしまった。

おそらく皆さんも同じくらい飲んだ経験はあると思う。

 

美味しいうえに、ドリンク100円制度のお得感がメッチャ増す、最高の一品である。

 

人気第1位『もりもりわかめ』にひれ伏す

どの料理も美味しい。しかし、なんとなく「サッパリしたもの」が食べたくなってくる。

たんと(4)新宿東口店

そこで、満を持して人気第1位の『もりもりわかめ』を注文。

「もりもり」の名に恥じず、笑ってしまうほど山盛りなワカメが目の前に。

まだ「これが一番人気とは一体……」感が拭えない状態で箸をつけると……なにこれ箸が止まらないwwww

 

ポン酢の心地よい酸味とヒンヤリちゅるちゅるな食べ心地が、身も心も癒してくれる。ビールやハイボールと濃いめのフードを満喫した罪深さを清めてくれる、救世主に出会ったような衝撃だった。

永久に食べられるんじゃないかと思うほど中毒性があるので、一番人気というのも納得である。

 

疑ってすみませんでした。皆様には是非、最初にワカメを注文して杯を重ねて頂きたい。

 

メニューとメニューのマリアージュ。戦略を考えるのも楽しい!

たんと(4)新宿東口店

▲なぜかブレブレ画像しかなかったです……ごめんなさい。実物はお店で!

 

ワカメ様にすっかり癒されたあと、そろそろ〆のメニューを頼もうと思い「やっぱり最後は炭水化物だろ!」というデブの発想で、ランキング外ではあるがずっと気になっていた『ナポリタン 横綱盛り』を注文。

たんと(4)新宿東口店

届いて仰天。なんという巨大さ!

1人じゃ絶対に食べられない!!

 

店長さんによると、『ナポリタン横綱盛り』の総重量は2kg超。普通、パスタは茹で上げた状態で250gぐらいが1人前だと思うが、2kgってなんだ2kgって。5、6人でシェアしても充分すぎるほどのボリュームが、わずか1000円。

 

お味は、昔なつかしい「タマネギやピーマンやソーセージを入れ、粉チーズを振った、子どものころに食べたナポリタン」という感じの万人向けの一品で、団体様にうってつけのメニューだろう。

もちろん美味しい……が、腹がキツイ!!

 

そこでまた威力を発揮してくれたのが、人気第1位の『もりもりわかめ』だ。

コッテリしたナポリタンの味に飽きたところでワカメ様を頂くと、モリモリと食欲が復活する。俗にいう「味変(あじへん)」の効果もあると思うが、「飲みすぎ&食べ過ぎでカロリー超過だけど、ワカメを食べているから結果的にヘルシーなはず。ミネラルも豊富だし、きっと健康に良いことをしているに違いない」と自己暗示を掛けることができた。

 

最終的に、無理なく完食! 

満腹中枢がおかしくなっていたのかも知れないが、炭酸のシュワシュワも欲しくなってしまったので「100円のドリンクは別腹♪」と、「デザートは別腹♪」的な感覚で、ハイボールを2杯追加した。

デブの根性と100円の魅力はすごいのである。

 

【まとめ】ビールとハイボールが100円以外にも「お得」なお店だった

取材を忘れ散々飲み食いした「たんと4 新宿東口店」。2016年4月にオープンしたばかりのお店だが、なにせビール100円・ハイボール100円というお手頃価格ゆえ評判は上々、週末の夜はお客さんでギッシリになり、ジョッキの回転が間に合わないレベルで繁盛している模様。

 

店長さんによると「お客さんは男女比6:4ぐらいで、結構女性も多いです。例えば、ワカメだけ頼んでビールを何杯も飲む女性なんかもいらっしゃいますよ」とのことで、男女とも気軽に入ってお財布を気にせず飲める点が、人気の理由だろう。

年中無休で夕方5時から翌朝5時まで営業しているため、「終電がなくなってから始発まで飲みに来る方もいらっしゃいますし、そういったお客様も大歓迎です」とのこと。

平日夕方の早い時間帯、もしくは深夜などは、比較的お店に余裕があってゆったり飲めることが多いらしいので、ねらい目だ。

 

さあ、楽しい事があった日も、嫌なことがあった日も、お財布の心配などせず、100円のビールやハイボールで喉を潤し、楽しく明日を迎えよう!

※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

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著者・SPECIAL THANKS

シマヅ

ライター/シマヅ

1988年生まれ。フリーライター。 武蔵野美術大学造形学 部芸術文化学科を卒業後、2年ほど美術業界を転々としていたが現在は主にWEB上で文章を書き生計を立てている。女性向けコラム、インタ ビュー記事、グルメレポート、体験記事など、幅広い分野で執筆活動を行う。

https://twitter.com/Shimazqe

                             
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