このページの本文へ

日本郵便、中国越境EC向けの配送サービス「UGX」開始 

2017年10月18日 02時32分更新

記事提供:通販通信

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

日本郵便(株)は16日、中国物流会社「申通快递」の日本法人(株)申通エクスプレスジャパン(STO)が提供する中国への越境EC通関と中国国内配送網を利用した中国宛の配送サービス「ゆうグローバルエクスプレス」(UGX)を開始した。

日本→中国のドア・ツー・ドア配送を実現

 越境EC総合税による通関は、16年4月8日から適用された越境ECの荷物に係る中国の輸入税制。国際郵便物に課される行郵税よりも税率が低い通関方法となっている。

 同サービスでは、従来の国際郵便サービスを補完するさまざまな機能をプラスした国際宅配便サービス「ゆうグローバルエクスプレス」に、国際物流事業者レントングループの世界的なネットワークを活用。全国の郵便局を通じて海外ビジネスを支援する。

 今回、中国越境EC通関業務と中国全土の国内配送網を有する中国大手宅配事業者STOとレントングループが連携することにより、「ゆうグローバルエクスプレス」による中国越境EC通関が可能に。これにより日本の企業から中国全土の購入者へのドア・ツー・ドア配送が行えるようになった。

 日本発中国宛の越境EC市場は、今後も大きく成長することが見込まれており、EMSをはじめとする国際郵便サービスを使った発送のほか、中国越境EC通関を用いた配送需要が拡大している。

■ゆうグローバルエクスプレス

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事