昔々、おじいさんとおばあさんが暗闇の中でジャンプしていました。

 

おじいさんが山へサービスダカイをしに、おばあさんは川へ崖越えをしに行くと、川上から大きな桃がTEI-SHI-SEI  TEI-SHI-SEIと流れてきました。

 

「こんなに突き上げている桃はみたことがない。755にアップして社長にリトークしてもらってから月初会で食べよう」

 

一旦持ち帰った桃を割ってみると、中から大きな赤ん坊がでてきました。

 

「あした会議で社長プレゼンした結果、この子は桃太郎と名付けることが決議されました。」

 

すくすくとグロースしてJ1になった桃太郎はある日、NASCAでおじいさんとおばあさんとのMTGを設定し事前当てしました。

「とはいえ、僕をここまでグロースさせてくださりありがとうございます。鬼ヶ島での鬼退治を来Qまでに必ず超過達成し、次の総会で壇上に上がりたいです」

 

運を支配した桃太郎は【Nothing to Lose】と書かれたiRingをスマホにつけて、戦略カレンダーを頼りに鬼退治へのロードマップを歩みはじめました。

 

桃太郎がサービスリリースすると、本部から犬がやってきました。

 

「きびだんごを受注してくれたら、強い運用力を武器に御社のプロダクトのCVRをどこよりも伸ばしてみせます」

 

桃太郎が通販領域で市場を独占すると、SGEからサルが月初ガチャを設定してきました。

 

「きび団子がもらえたら、10連ガチャを引かせてあげるよ」

 

桃太郎がグラブって歩いていると、メディアからキジがAbemaTVを観ながらやってきました。

 

「きび団子を月額課金してくれたら、やべー勢いですげー盛り上がる」

 

桃太郎は数々のヒストリエを経て鬼ヶ島に着地しました。

桃太郎は鬼達にCyBARでこうアナウンスしました。

 

「鬼ヶ島は学校じゃねえんだよ」

 

桃太郎達の巻き込み力は相当に温度感が高く、鬼たちを次々にリテンションしていきます。

 

イヌは前足で高速PDCAを回して圧倒的な成果を出し、

サルは過去の成功事例を横展することでインフルエンサーにリーチ、

キジはAJAレコメンドによる訴求でDAUギネスを更新。

 

「うわあ、まいった。憂鬱じゃなければ仕事じゃない。どうか失敗したものにセカンドチャンスを与えてくれえ」

 

鬼達から信頼残高を取り返した桃太郎達は全力回り道で渋谷に戻り、いつまでも幸せな21世紀を代表する会社になりましたとさ。

 

 

 

 

 

 

星井七億さんの桃太郎シリーズやIT用語だらけの桃太郎が好きで、入社したらいつかやりたいと思っていました。とても満足しています。

ほんとに社内用語って最高ですね。使いきれないくらい好きな単語がたくさんありました。

お読みいただきありがとうございます。

(disとかではまったくなく、ほんとに良い会社だと思っているので書きました)