NBA

サンダー、ブルズを沈めてロードで5戦ぶりの勝利

Author Photo
Sporting News Logo

1月9日(日本時間10日)にユナイテッド・センターで行なわれたオクラホマシティ・サンダー対シカゴ・ブルズの一戦は、ラッセル・ウェストブルックが21得点、14アシスト、9リバウンドを記録したサンダーが、109-94で快勝した。

第3クォーター残り6分51秒で10点をリードしていたサンダーは、ウェストブルックの活躍で89-67とリードを広げて第4Qを迎えると、そのまま逃げ切りに成功。ウェストブルックは今季18度目のトリプルダブルにわずかに及ばなかったが、チームはロードで5試合ぶりの勝利を手にした。

ビリー・ドノバン・ヘッドコーチは「今日は攻守両面でハイレベルなプレイができたと思う」とチームに賛辞を寄せている。

サンダー(23勝16敗)はスティーブン・アダムズが22得点、エネス・カンターが20得点、11リバウンドを記録。両選手でフィールドゴール成功率56.6%をマークし、ペイント内での得点で60-36、リバウンドで42-38と上回ったサンダーに貢献している。ウェストブルックは「彼らは互いに素晴らしい仕事をした」と両選手を称賛した。

一方、連勝が3で止まったブルズ(19勝19敗)は、ドウェイン・ウェイドが22得点、マイケル・カーター・ウィリアムズが15得点、クリスティアーノ・フェリシオが11得点、11リバウンドを記録。

ブルズはジミー・バトラーが病気で苦しみ、第3Q途中にコートを離れて帰宅することになった。バトラーはFG6本中成功なし、1得点、7アシストに終わっている。

フレッド・ホイバーグHCは「試合に出て、トライしてくれた彼に感謝している。競争者としての彼を示しているね。だがもちろん、本当に彼は苦しんでいた」とバトラーを労い、10日(同11日)のワシントン・ウィザーズ戦を欠場すると明かした。17日(同18日)に35歳となるウェイドも、ウィザーズ戦で休養を取る。

タージ・ギブソンは「ジミーが毎試合50得点できるわけじゃない。僕らがもっとうまくやらなければいけないんだ。僕らがもっと彼を支えなければいけない」とチームに奮起を求めている。

なお、この日はジェレミー・グラントとジュリアン・グラントの兄弟対決も実現。前者が16分間のプレイで7得点、後者が21分間で11得点を記録した。

ボックススコア


著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ