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冬の兼六園に金沢おでんバー かに面や梅貝、車麩など金沢ならではのおでん種も

雪化粧の兼六園におでんバーがオープン

雪化粧の兼六園におでんバーがオープン

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 金沢市の観光地・兼六園、桂坂料金所近くの茶屋「見城亭」(金沢市兼六町1、TEL 076-263-7141)に現在、「金沢おでんバー」が冬季限定でオープンしている。

【パノラマVR】冬の兼六園と「見城亭」に設置された金沢おでんバー

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 1階に土産物店、2階にレストランを設ける同店の入り口近く、通りに面して金沢おでんなどを販売する窓口を設置。外で気軽におでんを購入でき、食べ歩きはもちろん、店内のイートインコーナーで食べることもできる。

 金沢おでんは石川県のご当地おでんとしてテレビなどでも取り上げられ、独特のおでん種が上品なだしに浸っていることで知られている。この時期の兼六園は、冬の風物詩である「唐崎松の雪づり」や、白い屋根や壁の「石川門」や「五十間長屋」をさらに白く染める雪化粧を見ようと、雪の中訪れる観光客も多い。利用客のほとんどが観光客という同店でも、おでんのおいしい季節に広くアピールしようと11月ごろから提供を始めた。

 同店の調理人が毎日丁寧に作る白だしのおでんだしに入れるのは、オーソドックスな「大根」や「卵」(以上130円)のほか、「梅貝」(500円)、「車麩(くるまふ)」、「赤巻き」(以上130円)といった金沢ならではのおでん種、15種類前後。カニの甲羅に身をぎっしりと敷き詰めた「かに面」(1,200円)は電話で問い合わせがあるほどの人気ぶりという。

 メニューは英語でも表記しており、兼六園を訪れた外国人観光客にも「温かい、おいしい」と喜ばれているという。同店マネジャーの松永敦夫さんは「地元の方がお鍋を持って買いに来られたこともあり、金沢の人にも認められたとうれしかった。兼六園の新しい代名詞の一つとして、多くの方に金沢おでんを味わっていただきたい」と話す。

 営業時間は9時~17時。おでんバーの営業時間は準備が出来次第~おでんの具がなくなるまで。4月の兼六園観桜期無料開放期間まで。

後援申請20141009
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