奥能登の牧場発!生乳100%のマルガージェラートを金沢・香林坊で味わう

奥能登の牧場発!生乳100%のマルガージェラートを金沢・香林坊で味わう

更新日:2017/02/07 16:15

奥能登の牧場の搾りたての生乳を使って作られるマルガージェラート。地産地消ジェラートとしては石川県では先駆的存在で、県民に愛されてきました。能登町の本店は金沢市からはちょっと遠いし、野々市市の第二号店である直営店も観光客にはアクセスの難しい場所でした。しかしこのほど、香林坊東急スクエアのリニューアルオープンに伴い、金沢市の中心街でも気軽にこのマルガージェラートの味わえる店がオープンしましたよ。

日本一アイスを愛す!?石川県民のお墨付きジェラート

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全都道府県の中で、一人あたりのアイスの消費量が断トツのトップだという石川県。冬場、寒さが厳しい故に室温を最も高めに設定する県だというデータがあり、それで真冬でもアイスを食べる人が多く、年間通して消費量が多いのではないかと地元石川県のローカルテレビが興味深い仮説を立てているそうです。それに加え、茶道が盛んだったため、和菓子の消費量も長らく全国一、ひいては洋菓子の消費量の増加にも繋がり、とにもかくにも、甘いものが好きでたまらないのが石川県民のようです。

混じりけなし!生乳100パーセントのピュアな味わい

混じりけなし!生乳100パーセントのピュアな味わい
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とにかく美味しい!

一口食べてみれば、これこそが本物の味だったのか・・・と、この味わいとの出会いに静かに感謝したくなる。そんな感動です。生乳100パーセント使用なのに、まるでしつこさがなくてさっぱりした味わい。でも物足りなさはありません。

ちょうど身体が欲していた濃さと甘さ、こんなバランスのジェラートが欲しかったんだと気づかされる味わいです。

混じりけなし!生乳100パーセントのピュアな味わい
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なぜこんなに美味しいの? 実はこのマルガージェラートは、奥能登で牧場を営んでいる方たちの始めた、牧場発のジェラートブランドなんです。

ほとんどが放牧で飼育されており、さらに農薬を使っていない牧草を食んで生きている牛たちの搾りたての牛乳にはもともと定評がありました。そのミルクをもっと様々な乳製品として利用できないかと目をつけたのが、ジェラートだったそうです。

混じりけなし!生乳100パーセントのピュアな味わい
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そして、牧場のスタッフが全国のジェラートショップを食べ歩き、本場イタリアの研修にも参加して開発を進め、さらには能登で採れる農産物をフレーバーとして加えた数々のジェラートが生み出されていきました。

とはいえ、ミルクを使用していないジェラートもあります。写真の赤いほうのジェラートは、奥能登、能登町の、赤碕の露地栽培のイチゴ園の摘みたてイチゴを100パーセント使用したもの。ミルクと相性のいいイチゴですが、このジェラートは、イチゴ本来の酸味や食感をなるべくそのまま味わってもらいたくて、あえてシャーベットタイプに仕上げた一品になっています。

また、どのフレーバーを選ぼうか迷ってしまいますよね。マルガージェラートでは、選んだフレーバーのほかに、試してみたい味を一口分試食としてくっつけてくれるんです。それをまた次回食べにいくのが楽しみになる嬉しいサービスですね。

シングル、ダブル、トリプルが選べ、コーンかカップが選択できます(トリプルはカップのみ)。

香林坊東急スクエアリニューアルに伴ってお目見え

香林坊東急スクエアリニューアルに伴ってお目見え
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長い間、金沢中心街のファッションアイコンの一つとして親しまれてきたKORINBO109が2016年、全面リニューアル、施設名も香林坊東急スクエアとしてオープンしました。

109の看板はなくなってしまいましたが、香林坊の一番賑やかな地区の、大和百貨店の向かいのスターバックスが1階に入っているのがその建物です。

香林坊東急スクエアリニューアルに伴ってお目見え
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それにともなって、施設内に新しくオープンした雑貨屋「MY THINGS BY Kiitos(マイシングス バイキートス)」。使っていて楽しくなるような、遊び心に満ちた雑貨のセレクトショップです。

香林坊東急スクエアリニューアルに伴ってお目見え
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そしてこの「マイシングス バイキートス」が、雑貨屋と兼ねて奥能登発のマルガージェラートを販売するお店となっているのです♪

カフェが併設されてるのでゆっくり味わえる

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これまでも金沢中心街には、近江町市場に隣接するデパートであるめいてつエムザの地下レストラン街のゴールドカレーにマルガージェラートのスタンドが併設されていたので、テイクアウトで買い求めることならできていました。

実は移動販売車のお店もあり、夏場、金沢21世紀美術館の庭で販売していることなどもあるのですが、これも販売時間が限られている為、タイミングが合わないと食べられませんでした。

しかし、このマイシングス バイキートスにいけば、いつでもマルガージェラートが食べられ、その上カフェも併設されているので、座ってゆっくり味わうことができます。

賑やかな制服姿の女子高生のグループもよく見受けられ、地元の人にとても愛されているのがわかります。

カフェが併設されてるのでゆっくり味わえる
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カフェではジェラートだけでなく、石川県の名物・ご当地サイダー各種も販売され、味わうことができます。

写真の左から、やはり能登半島で採れるブルーベリーを使った、「能登の里山サイダー 青のしずく」です。

『花咲くいろは』というアニメがヒットし、舞台のモデルとなった金沢市の湯涌温泉は昨今のアニメ聖地巡礼ブームのさきがけともなった場所ですが、真ん中がその湯涌温泉にちなんで作られたサイダー「柚子乙女」。

そして最後が、能登半島珠洲市にて伝統的な製法で作られ続けている塩を用いた「奥能登サイダー しおサイダー」です。

どれもそれぞれに魅力的な味わいで、地元の人にも普段からよく飲まれているんですよ。旅行者にはお土産として人気の定番商品ともなっていますが、ぜひ旅の間にも試してみてくださいね。

いかがでしたか?

KORINBO109の時代は10代、20代にフューチャーした洋服屋さんが多かったのですが、生まれ変わった香林坊東急スクエアではバンヤードストームやユナイテッド・アローズといったお店が主力となり、施設全体のムードも以前よりぐっとシックになりました。

ぜひ金沢のファッション最前線と併せて、奥能登のやさしい味わい、マルガージェラートも堪能してみてくださいね♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/02/04 訪問

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