フェリシモ矢崎社長「総合通販から脱却」 ニッチ分野を強化
通販大手のフェリシモは経営改革を急ぐ。2017年2月期連結は営業赤字に転落し、純損失は約8億円の赤字となる見通しだ。主力のカタログ通販の顧客減少が響く。矢崎和彦社長はニッチ分野を中心にテーマごとの商品提案を進めるなど「従来の総合通販から脱却する」考えを示した。
――営業赤字に陥る理由をどう考えますか。
「ネット通販が広がり、顧客が商品を購入する場の選択肢は増えた。世の中で新たなネット事業が生まれ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り602文字
関連企業・業界