- panseponse7
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明治時代の東京の地形図を見ていると、不思議な形をした池をいくつか見つけることができる。池は丸く、触手のような行き止まりの水路をいくつも持っていて、必ず中島がある。これらは鴨を狩るための「鴨池」だ。 (図は現・新宿御苑)(続く) pic.twitter.com/IR5GZEY1ny
2018-01-02 09:34:06一瞬何かのクリーチャーに見えた…ふええ こんな池があったのか…(驚き) twitter.com/hondaso/status…
2018-01-02 17:02:37どうしてこんな形なのかというと……
(続き)鴨は中島のある池を好み、越冬にやってくる。そこに餌付けした囮のアヒルを飼う。えさの合図をすると、このアヒルが触手の水路に入っていくのだが、鴨はそのあとをついていってしまう。触手の両脇は土手で固められていて、鴨には安心できる環境だ。 pic.twitter.com/oPTddbDbK0
2018-01-02 09:34:58(続き)ところが触手の突き当たりの土手の中には監視小屋があって、水路両脇の土手にも網を持った捕手が潜んでいる。程合いを見計らって触手に入り込んだ鴨を一網打尽してしまうという訳だ。この方式は18世紀後期に確立されたという・ (図は現・赤坂ツインタワー付近) pic.twitter.com/D8UTywRrs9
2018-01-02 09:37:54暗渠者。Tokyo Ankyo Lab.主宰。著書「東京暗渠学改訂版」('23)「暗渠でたどる東京案内」('22)編・共著「「東京「暗渠」散歩改訂版」「東京23区凸凹地図」「はじめての暗渠散歩」など。1997年より東京の水路跡・川・用水・湧水を辿るサイトを開設。/Webサイト「波照間島あれこれ」も。沖縄三線歴27年。
@hondaso 日本の鳥類研究の先駆けである黒田長禮の屋敷(旧黒田家中屋敷)にも鴨場があったそうです。二枚目のはおそらくそれですね。明治後半に廃されて新たに羽田に鴨場を購入したとのこと。
2018-01-02 13:32:43@kobo_umuki 確かに、2枚目、黒田家のお屋敷です。鳥類研究の先駆けだったとは知りませんでした。なるほど。
2018-01-02 14:38:42@hondaso のぞき窓なども再現されており、使用方法なども書かれてて感心しました。 栗林公園の実用面での紹介が少ないので最近まで存在すら知りませんでした。
2018-01-02 14:41:47身近にある鴨場
@hondaso 市川市の野鳥の楽園(行徳近郊緑地)には今もありますね pic.twitter.com/gw72tryoV8
2018-01-02 13:54:59浜離宮の参考画像↓