NBA

ステフィン・カリーが29得点、ウォリアーズが逆転勝利で連敗脱出

Author Photo
Sporting News Logo

3月14日(日本時間15日)にオラクル・アリーナで行なわれたフィラデルフィア・76ers対ゴールデンステイト・ウォリアーズの一戦は、この日が29歳の誕生日だったステフィン・カリーが29得点、6リバウンド、5アシストを記録し、ウォリアーズが106-104で競り勝った。

第3クォーターに最大16点差をつけられたウォリアーズだが、78-90と12点ビハインドで迎えた第4Qに反撃。この日もショットに苦しんでいたカリーが、残り5分38秒と残り3分42秒に勝ち越しとなる3ポイントショットを決める。

残り56秒にドレイモンド・グリーンが2本のフリースローを沈めたウォリアーズは、106-104と2点リードで迎えた残り2.6秒、ダリオ・サリッチが意図的に外したFTのリバウンドをカリーが手にして逃げ切った。

連敗を3で止めたウォリアーズ(53勝14敗)は、サンアントニオ・スパーズに0.5ゲーム差をつけて単独首位。クレイ・トンプソンが28得点、グリーンがFT11本で20得点、8アシスト、8リバウンド、6ブロックをマークしている。

カリーはFG23本中8本成功、3P13本中5本成功。この日を含めた8試合の3Pは89本中26本という数字だが、トンプソンは「近いうちに大きく殻を破る試合がくるさ」と心配していない。

「ショットが外れるのは5月や6月より今のほうがいい」。

スティーブ・カー・ヘッドコーチも「私はステッフが絶対にショットを打つのをやめず、決して自信を失わないのが好きなんだ」と、終盤に大事な3Pを決めたエースを称賛した。

「まさしくそれがスターだ。調子が良くない日でも、チームが勝つ助けとなるビッグショットを決めるのさ」。

ウォリアーズ戦で8連敗の76ers(24勝43敗)は、サリッチが25得点、7リバウンド、6アシスト、ジャリル・オカフォーが22得点、6リバウンド、4ブロックを記録。

ブレット・ブラウンHCは「傷つくよ」と逆転負けに落胆した。

「ロードで素晴らしい勝利を手にできる位置にいたんだが」。

ボックススコア


著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ