ここ数シーズンの活躍でNBAに衝撃を与えてきたゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、またしてもインパクトのあるパフォーマンスを披露した。1月5日(日本時間6日)にステイプルズ・センターで行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ戦で、カリーは31分の出場で45得点を記録。この出場時間で8本(16本中)の3ポイントショットを成功させたことに関して言えば、カリーにしかできない芸当だ。
4⃣3⃣!
— NBA (@NBA) 2018年1月6日
Steph hits his 8th trey to give him 43 PTS in the game with 4:14 still to play in the 3rd quarter!#DubNation pic.twitter.com/U6KiwBZRbz
史上最高のシューターと呼ばれるカリーは、12月に10試合を欠場した。しかし、復帰後の4試合で眩い輝きを放っている。その内2試合はケビン・デュラントがふくらはぎの負傷で欠場したにもかかわらず、ウォリアーズはカリーの貢献により現在ロード10連勝中だ。『The Mercury News』のディーター・クレテンバッハ記者が、復帰後のカリーについて伝えた。
ステフィン・カリーについて触れないわけにはいかない。ただ、素晴らしいパフォーマンスを披露した土曜日のクリッパーズ戦も、“童顔のアサシン”にとっては日常茶飯事だったのかもしれない。
昨年末に足首の負傷から復帰して以降、カリーは別次元のプレイを続けている。復帰してからの4試合で、カリーは平均36得点、フィールドゴール成功率65.6%、3P成功率53.8%という数字を残している。その結果、負傷前は47/38/93(FG成功率/3P成功率/フリースロー成功率)だったスタッツが今では49/40/92.5となり、まだまだ試合数も多い現時点ですでに50/40/90クラブに迫る勢いだ。
カリーほどの選手なら当然と思われるかもしれない。しかし、復帰してからわずか4試合でこれだけスタッツを上げているのは驚異的と言える。
ケビン・デュラントがラインナップに含まれているかは関係なく、カリーは欠場した分を取り返そうとしている。ここ数試合のパフォーマンスを見る限り、普段より心身ともに充実した状態でプレイできているようだ。
原文:Stephen Curry scores 45 points in 29 minutes against LA Clippers by NBA.com(抄訳)