ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは、解任されたジェイソン・キッド・ヘッドコーチを何としてでも留任させようとしていたようだ。
『ESPN』のラモーナ・シェルバーン記者によると、バックスから解任された直後のインタビューで、キッドはチームのスーパースターであるアデトクンボが「自分になにができますか?」と尋ねてきたと明かしている。
「オーナーに連絡する。エージェントに連絡する」というアデトクンボに対する返答を見る限り、キッドは覚悟を決めていたようだ。
「君にできることは何もない。できるのは真実を言うことだけだ」。
Kidd says Antetokounmpo replied, "'What can I do? I'll call the owners, I'll call my agent."
— Ramona Shelburne (@ramonashelburne) 2018年1月23日
Kidd said he told him, "There's nothing you can do. All you can do is tell the truth. That's it."
イースタン・カンファレンスで8位に転落したバックスは、1月22日(日本時間23日)にキッドの解任を決定した。アデトクンボがMVP級の活躍を見せ、シーズン中にエリック・ブレッドソーを獲得したものの、2018年に入ってバックスは4勝7敗と苦しんでいる。
キッド解任の知らせは、本人がそれを知る前にリークされていた。そのため、アデトクンボは「これは正しくない。彼がやろうとしていることは正しくない」と述べたようだ。しかし、キッドは遅かれ早かれ解任になると感じていたようで、アデトクンボに「そうなると感じていたんだ」と明かしている。
Kidd, "He called me and said, 'Coach, this isn't right what they're about to do, but (they) are gonna let you go.' "
— Ramona Shelburne (@ramonashelburne) 2018年1月23日
Kidd says he told Antetokounmpo that "I had a feeling that was gonna take place."
原文: Report: Giannis Antetokounmpo volunteered to save Jason Kidd's job by NBA.com(抄訳)
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