過去3か月と比べて検索クリック数が100以上増えたページはどれ?新Search Consoleのパフォーマンスレポートが「差」でフィルタリング可能に

[レベル: 中級]

新しい Search Console のベータ版 で利用できる検索パフォーマンスレポートに、「差」でフィルタリングする機能が追加されました。

たとえば、次のような絞り込みができます。

  • 過去3か月と比べてクリック数が 100 以上増えたページ
  • 過去6か月と比べて CTR が 5 以上下がったクエリ
  • 過去7日間と比べて掲載順位が 3 以上 上がったクエリ

パフォーマンスレポートで差でフィルタリングする手順

まず、過去の期間との比較を選択します(プリセットの期間を選んでも構いませんし、任意で設定しても構いません)。

期間を比較

逆三角形の三本線のアイコンを選択すると、フィルタリング設定する項目で「差」を選択できるようになっています。
クエリ・表示回数・CTR・掲載順位の4つの指標すべてで「差」を指定してのフィルタリングが可能です。

差

差の数値を指定して次の条件でフィルタリングできます。

  • 次と等しい
  • 次と等しくない
  • 次より大きい
  • 次より小さい

条件を満たしたデータだけがレポートに抽出されます。

差でフィルタリング

今までは、数値の差によってデータを抽出するには、スプレッドシートに落としてスプレッドシートの機能でフィルタリングする必要がありました。
Search Console のなかで差によるフィルタリングができるのは便利です。
表示回数が増えてきたページや CTR が落ちてきたクエリの発見など、さまざまな角度からの分析がパフォーマンスレポートだけでできそうです。

試してみてください。

[H/T] Dan Shure