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紙のノートにもセキュリティを! 覗き見を防止する指紋認証機構つきシステム手帳が登場

 セキュリティの意識が高まりつつある昨今、スマホやタブレットではパスワードロックや指紋認証は当たり前だが、その一方で紙のノートはいまも覗き見が容易で、盗難に遭ってしまえばアドレスや行動予定、商談の記録などはいくらでも流出しうる状況だ。いまIndiegogoで人気を集めているのが、指紋認証機構を搭載したシステム手帳。側面にある指紋センサーで認証を行わなくては、内部のルーズリーフやカード類にアクセスできないため、盗難や紛失時のセキュリティが保たれるというわけ。ルーズリーフは市販の6穴タイプが利用できるというこの手帳、登録可能な指紋の数が最大2つとスマホやタブレットに比べると少なく、また、物理的な破壊に対してはあまり効果はなさそうだが、それでもカジュアルな覗き見防止には重宝しそうなことから、すでに目標額の2倍あまりを集める人気製品となっている。セキュリティにまつわる事件が連日のように起こっている昨今、いずれはこうした製品が普通になっていくのかもしれない。