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新入生の“Facebook離れ”さらに進む 東京工科大調査

» 2017年05月17日 12時37分 公開
[ITmedia]

 利用率の高いSNSはLINEとTwitterで、Facebookの利用率はわずか16%――東京工科大学は、2017年度の新入生を対象に、コミュニケーションツールの利用状況に関するアンケート調査を行った結果を発表した。2014年度以降毎年行っている調査で、今年で4回目。

画像 ニュースリリースより
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 4月5日の新入生ガイダンス時に1730人(男子65.2%、女子34.6%、無回答0.2%)に調査票を配布した(回答率100%)。

 SNS利用率では「LINE」(98.2%)とTwitter(81.5%)が高い利用率を維持。Instagram(33.2%)は拡大傾向が続いている。Facebookは4年連続利用率を下げ、16.2%まで落ち込んだ一方で、「SNOW」(28.2%)が急成長し、女子の利用率はInstagram(56%)に並んだ。

 友人との連絡手段は前回に続きほぼ全員がLINE(97.7%)。次いでTwitterのDM(41.1%)となった。「携帯・スマホのキャリアメール」は26.8%(前回から9ポイント減)と減少傾向が続いた。

 世の中の動きについて情報を得ているメディアは、「テレビ」(84.7%)、「Twitter」(58.2%)が前回と同水準を維持。今年2月にニュースタブを新設した「LINE」は54.6%と前回から12ポイント増え、女子の7割近くが活用している。

 最も情報を信頼できるメディアは、接触率の高い「テレビ」(53.8%)が最多で、女子では65%にのぼった。次いで「新聞」(15.3%)、「インターネットニュース」(14.5%)。Twitter(7.7%)などSNSは、接触率と比べてやや低い結果になった。

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 スマートフォンはほぼ全員(97.4%)が所有しており、うち7割がiPhoneを利用。女子は男子より1割多く、8割近く(76.6%)がiPhoneを持っていた

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