1月15日(日本時間16日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ対クリーブランド・キャバリアーズは、ケビン・デュラントが32得点、5リバウンド、8アシスト、3スティールを記録し、ウォリアーズが118-108で勝利した。
レブロン・ジェームズが第1クォーターに、デュラントが第3Qに、各16得点を記録した両チームの対戦は、ウォリアーズが93-91と2点をリードする接戦のまま第4Qを迎えた。
だが、第4Qにキャバリアーズはフィールドゴール19本中17本失敗。ウォリアーズがクリスマスデーに続き、キャバリアーズ戦で連勝を飾った。
デュラントはロードでの強さに「ホームでは少しリラックスしてしまう」と述べた。
「このロードにいるときこそが本当の僕らだ」。
2015-16シーズンに樹立したロード14連勝の球団記録にあとひとつと迫ったウォリアーズ(36勝9敗)は、ステフィン・カリーが23得点、クレイ・トンプソンが17得点、ドレイモンド・グリーンが11得点、16リバウンド、9アシストをマークしている。
第3Qに両手ダンクを決めたカリーは、「夢みたいだったね」と振り返っている。
「ユニコーンを目撃したみたいと言っていた人もいたよ。ああいう状況でダンクを決めたのは最高だった」。
一方、キャバリアーズ(26勝17敗)は、ジェームズが32得点、ケビン・ラブが17得点を記録。キャバリアーズ移籍後初のウォリアーズ戦で32分間プレイしたアイザイア・トーマスは、復帰してからの5試合で最多の19得点をあげた。
ロード5連戦が1勝4敗に終わったのに続き、ホームでの連勝も13試合でストップしたキャバリアーズだが、ジェームズは「僕らの努力は気に入ったよ。これからの試合であれを続けられれば僕は満足だ」と述べている。
タロン・ルー・ヘッドコーチは「世界最高の選手がいるのだからね」と、ジェームズがいるキャバリアーズはイースタン・カンファレンス最高のチームだと主張した。
そのジェームズは最近、自身にとって最高のバスケットボールはまだこれからだと発言した。ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、笑顔で「4年前より今の彼の方が良いと知っている」と述べた。
「とんでもないことだよ。4年前の彼はすでにMVPを受賞したチャンピオンで、全盛期のはずだったんだ。それが今はより優れたシューター、優れたプレイヤーになっている。彼はどんどん良くなっているんだ。だから、私は彼の言うことを信じるよ」。
また、デュラントも「うまくいくようになるまで少し時間が必要なのはみんなが知っていることだ」と、トーマスが加わったキャバリアーズが今後向上するとの見解を示した。
「新しいシステムだし、彼らがこれからどうなるかをこの試合が示しているとは思わない。今よりもずっと良くなっていくはずだ。僕らはみんなそれを知っている」。