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ホーネッツ、ホークスとのトレードでドワイト・ハワードを獲得

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シャーロット・ホーネッツのリッチ・チョーGMは6月20日(日本時間21日)、マルコ・ベリネリとマイルズ・プラムリー、今年のドラフト41位指名権とトレードで、アトランタ・ホークスからドワイト・ハワードと31位指名権を獲得したことを発表した。

チョーGMは「ドワイトほどの選手をロスターに加えることができて興奮している」と喜んだ。

「彼は非常に才能ある選手で、優れたリバウンダーであり、リングを守ることができる。NBA入りしてから身体的な存在感も示してきた。ハワードのベストシーズンはスティーブ・クリフォード・ヘッドコーチが指導したときだった。我々は、彼らの親密な関係が来季からすぐにインパクトを与えてくれると信じている」。

クリフォードHCも「再びドワイトと仕事ができるのはうれしいよ」と続けた。

「彼は守備の意識やブロック能力、フィジカルの強さをもたらしてくれる。それは我々にとって大きな財産だ。ここシャーロットで彼がキャリアを続けるのを楽しみにしている」。

2004年のドラフトで1巡目指名されたハワードは、NBAで954試合に出場し、平均17.5得点、12.7リバウンド、2.0ブロックを記録。13シーズンで最優秀守備選手賞を3度受賞しており、オールスターに8回出場。オールNBAにも8回選出された。オールディフェンシブチーム選出も5回。

フィールドゴール成功率58.5%はNBA史上4位。通算リバウンド数1万2089は22位、1916ブロックは20位。NBAでの最初の13シーズンで得点とリバウンドのダブルダブルを平均で記録したのは、ウィルト・チェンバレン、ティム・ダンカン、モーゼス・マローン、シャキール・オニール、ビル・ラッセルに続く史上6人目だ。

現役選手の中では通算リバウンド数のほか、オフェンシブリバウンド数(3392)、ブロック数でトップ。フリースロー試投数(4671)は8位、通算1万6652得点は15位となっている。

ポストシーズンでは通算95試合に出場し、平均18.4得点(FG成功率58.6%)、13.8リバウンド、2.5ブロックをマークしている。オーランド・マジック時代の2009年にはファイナルを経験した。

昨年7月にサクラメント・キングスからホーネッツ入りしたベリネリは、2016-17シーズンの74試合に出場し、平均24.0分間のプレイで10.5得点、2.4リバウンド、2.0アシストを記録している。

2月にミルウォーキー・バックスから加わったプラムリーは、13試合に出場し、平均13.4分間のプレイで2.4得点、3.2リバウンドをマークした。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ