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セルティックスがキャブズとのトレードでカイリー・アービングを獲得

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8月22日(日本時間23日)、ボストン・セルティックスは、クリーブランド・キャバリアーズとの間でトレードが成立し、アイザイア・トーマス(ガード)、ジェイ・クロウダー(フォワード)、アンテ・ジジッチ(センター)、ブルックリン・ネッツの2018年ドラフト1巡目指名権と交換で、カイリー・アービング(ガード)の獲得を発表した。

セルティックスのダニー・エインジ球団社長は「カイリーはNBAでもベストのスコアラー。彼はその能力をここ3年間NBAファイナルという最高峰のステージで証明してきた」と語った。

「彼はNBA王者であり、オリンピック金メダリストで、4回オールスターに選出されている選手だ。これまでの実績も去ることながら、我々は彼の全盛期はこれからだと考えている」。

2011年ドラフト全体1位でキャブズから指名されたアービング(25歳)は、ここ6年間で通算381試合(全試合先発)に出場し、平均21.6得点、3.4リバウンド、5.5アシスト、1.32スティールを記録。2016-17シーズンに記録した自己最多となる25.2得点を含め、キャブズでの6シーズン中4シーズンで平均20.0得点超えを記録している。

キャブズにトレードされたトーマスは、セルティックスでの3シーズンで平均24.7得点、2.7リバウンド、6.0アシストをマークした。

エインジはトーマスらについて「アイザイアは、セルティックであることを体現してくれた。彼は闘志だけでなく、その人柄でファンの心を掴んだ」と話している。

「ジェイのタフネスはチーム内に浸透するもの。彼は毎シーズン技術を高めていったが、記憶に残るのは彼の活力であり、闘志だ。彼らとご家族の今後の成功を心から願っている」。

原文:Celtics Acquire Four-Time All-Star Kyrie Irving by Boston Celtics/Celtics.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ