東京カリ~番長の絶品すぎるカレーレシピ10選【永久保存版】

2016年10月より連載をスタートさせた東京カリ〜番長リーダー・伊東盛の「でらいつカレー」。紹介してきたレシピもとうとう10種類以上になりました! 「最近この連載を知った」とゆー方もおられるでしょうから、ここらで一度、過去に紹介したレシピを振り返ってみましょう!

 

【桃カレー】「桃」だってカレーになるのさ!

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記念すべき一回目のレシピは、桃の缶詰を使った「桃カレー」でした。

「桃」「鶏もも肉」を使うなんて、まるでお寒いダジャレのようですが、なんのなんの、これが絶品なんです!

 

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食材は至ってシンプル。

たったこれだけ。

 

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おいしく作るポイントのひとつが「肉をきっちり焼くこと」。

これはいろんなカレーで使えるテクニックです。

他にも、カレーをおいしく作るテクニックを散りばめています。

詳しくは、本編をご覧ください。

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【スパイスキーマカレー】使うスパイスは4種類だけ!

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次にご紹介するのは、4種のスパイスだけで作るキーマカレー

キーマカレーには水分多めのとろっとしたカレーと水分がほとんどないドライなタイプがありますが、これはドライなタイプです。

 

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ご存じの通り、キーマカレーは“ひき肉”のカレーです。

インドカレー店では“鶏肉”のひき肉を使っていることが多いですが、ここで紹介したのは“牛と豚”の合いびき肉でした。 

 

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使ったスパイスはこの4種類。

上段、左より

「クミンパウダー」、

「コリアンダーパウダー」

下段、左より

「ターメリック」、

「レッドチリパウダー」

キーマカレーは、クローブ、カルダモン、シナモンが入るとビシっとシマルのですが、なきゃなくたって、おいしく作れるんです!

 

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ここでも、ひき肉をきっちり焼いていますね。

ちょっと面倒ですが、これをやることで格段にキーマカレーはおいしくなります! 続きは、本編で。

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【極上のチキンカレー】これだって使うスパイスは4種類だけ!

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「でらいつカレー」の中でも、イチニを争う評判のレシピ。

シンプルな食材ゆえに、おいしく作れるかどうかはあのポイントにかかっています! あのポイントとは、何なのか!? この後、書きますよ~。

 

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このように、材料はシンプルです。

 

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このカレーがおいしくなるかどうかは、“玉ねぎ炒め”にかかっていると言っても過言ではありません。玉ねぎ炒めのポイントはこれです!

  • 強火で炒める!
  • 放置して動かすを繰り返す!
  • ちょっとくらいのコゲは気にしない!

詳しくは本編をじっくり読んでみてくださいね。

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【スリランカ風サバカレー】サバの缶詰を絶品カレーに!

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ここ数年、ちょっと世間を賑わせている「スリランカカレー」

どちらかと言うと、スリランカカレーの味そのものよりも、大阪スパイスカレーブーム、か・ら・の、見た目の盛り付けがカラフルである、とゆー、インスタ的高反応における高評価、といった感がありますよね。

 

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……とかなんとか言ってるわたくしも、週イチ間借り営業のカレー店「TOKYO SPICE CURRY」で恥ずかしげもなく大阪スパイスカレー的なカラフルな盛り付けをしちゃってるわけですが……(笑)。

「でらいつカレー」のレシピではそんな見た目のことではなく、味としてのスリランカカレーを、

「家庭でお手軽に」

というコンセプトで紹介しました。

 

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ポイントの一つは「ローステッドスパイス」を使うこと。

スリランカカレーは、多くの場合、ローステッドスパイスを使います(使わないものもあります)。

 

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あとは、セイロンシナモンを使うことと、細かい調理をしないこと。

ご覧の通り、にんにく、しょうがなんて、つぶしただけですから。

 

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そして、魚系のだしと、手抜きの玉ねぎ炒めです(←ディスってるわけじゃないですよ)。カレーと言えば付きもののように言われる「玉ねぎ炒め」(アメ色玉ねぎ)も、スリランカカレーでは必要ナシ! このように食材を重ねて煮込むスタイルで調理していきます(もちろん、重ね煮をしないパターンもあります)!!

気になる方は、読んでみてください。

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【梅酒ポークカレー】自家製梅酒でカレーライフを充実させよう!

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大胆にカットした豚肉を使ったカレー。

見た目のインパクトもさることながら、その味のインパクトに驚いた人も多かったというレシピ。

 

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第一のポイントは、豚肉を梅酒+スパイスで8時間以上(出来ることなら丸一日)マリネすること。

 

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第二のポイントは、「カレーの素」をおいしく作ること。

つまり、アメ色玉ねぎを上手に作ることです。

 

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そして、豚肉をしっかり焼き、ごく弱火(とろ火)でじっくり煮込むことです。煮込むときのテクニックもちゃんと解説しています。是非、本編を読んで見てください。

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【サグカレー】サグってほうれん草じゃないの?

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最初に言い訳をします。

この写真、色がちょっと変です(苦笑)。

作りたて、湯気が立っているところを写したかったのですが、なんか色味がおかしくなってしまいました。

というか、この回の写真、全般的に色味が変なんです……(涙)。

多分、ホワイトバランスか何かが間違っていたのと、照明が白熱電球だったからです。って、言い訳ばかりですみません……。もう一回、サグカレーの回やろうかな~(笑)。

 

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気を取り直して、材料はこんな感じです。

サグカレーのポイントは、ほうれん草だけではなく、その他の青菜も使うことです。ここでは、パクチー、ニラ、パセリを使っています。あと、にんにくを多めに使うこと。一般的なチキンカレーと比べると3倍くらい使ってます。

 

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それから、地味に大事なのが、青唐辛子。辛さももちろんですが、この香りも重要なんです。

 

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そして最後に、きっちり煮詰めること。おいしいサグカレーが作れないという人は、多くの場合、ここを失敗している人が多いですね。

実はもう一つ、サグカレーをおいしく作るためにはあるポイントがあります。

それは何かって?  

そ・れ・は……本編を読んでくださいね。

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【バターチキンカレー】女性が大好きなカレー!

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バターチキンカレー、それはとっても魅力的なカレー。

その酸味と甘みとコクで、多くの女性をトリコにしているようです。

「オレだって好きだぜー!」と叫んでいる男性も、きっといらっしゃることでしょう。

 

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使っている材料はこんな感じ。「でらいつカレー」にしては、多めですね~。

と言いながら、これでも、本格的なバターチキンカレーと比べたら、全然種類は少ないんですよ。

 

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材料の数は多いですが、バターチキンカレーは玉ねぎを使わないので、調理としては比較的簡単です。

 

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ちょっとだけ面倒なところと言えば、ヨーグルト+スパイスでマリネした鶏肉を、きっちり焼き色が付くまで焼くことでしょうか?

ここではフライパンを使っていますが、オーブンがあれば、これだって簡単です。

 

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タイトルには「チョイむずレシピ」とありますが、本気のバターチキンレシピと比べるとかなり簡単なレシピにしています。作ってみてください。是非に!

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【マッサマンカレー】 世界一おいしい食べ物って、ホント?

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タイカレーのひとつ、マッサマンカレー

2011年7月、アメリカCNNのサイト「CNNGO」で発表された「World's 50 most delicious foods(世界で最もおいしい食べ物50)」の1位に選ばれました。

ちなみにですけど、僕の好きな「寿司」は4位でした。

でも、もっともっと大好きな「とんかつ」は……ランクにありませんでした。

知らないのかな~、とんかつ。

おいしいのにな~、とんかつ。

 

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お手製のお手軽マッサマンカレーを作るのに欠かせない三種の神器。これらは、他のタイカレー、グリーンカレーやレッドカレーを作るときも使えます。

 

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あとは、煎ったピーナッツとジャガイモが入れば、マッサマンカレーは出来ちゃいます。が……実は、あるものを結構多めに入れるんですよね。

それのおかげで、世界一おいしい食べ物に選ばれたんじゃないかと、わたくしは推測しております。

いや、間違いなくそうです!

絶対、アレのせいです!

アレとは、何なのか? 本編を隅々まで読んでくださいね。

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【洋食屋さんのビーフカレー】 ルウを使わなくても作れます!

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洋食屋さんのカレーって、おいしいですよね。なんていうんでしょうか、舌触りのいいトロっとしたとろみ、何か分からないけど複雑なうま味。

とにかく、すっごいいろんなものをカレーの中に投入している感じがします。

家でそれっぽいカレーを作ろうと思い、市販のルウを使うと、結果、いつもとたいして変わらない味に落ち着いてしまう……。まー、それでも十分においしいですけどね。ある意味、ルウってすごいな~と、感心してしまう瞬間です。

 

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そんな洋食屋さん風のカレーを、ルウを使わずに作ろうというのが、この回のレシピです。

材料、意外とシンプルですよね?

たったこれだけで、あの洋食屋さんのような複雑な味わいが作れるのか? 

と思うかもしれませんが、右下の白い粉に秘密があるのと、あとはちょっとした調理テクニックがあればこの材料だけで十分おいしいカレーは作れます。

 

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ひとつは、肉の焼き方

 

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ひとつは、玉ねぎの炒め方

 

f:id:Meshi2_IB:20170724130850j:plainひとつは、白い粉とカレー粉の焙煎

その他にも、ちょろちょろと、見逃せないテクニックを紹介しています。

気になる方は、どうぞ本編へ!

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【基本のスープカレー】あの札幌ス―プカレーを自宅で簡単に!

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スープカレーを初めて食べたとき、「これはカレーか?」って思いませんでした?

あのサラサラ感たるや、もうスープですもんね。

「スープカレーじゃなくて、カレースープじゃないの?」

そんな感想だったのを今も覚えています(ウソです。覚えてるわけないじゃん!)。でも、今や完全にカレーのタイプのひとつとして、少なくとも「カレーが好きだ」という人の中では認知されているスープカレー。この回ではそれを紹介しました。

 

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スープカレーは、本気のヤツを作ろうと思ったら、かなりハードルが高いカレーです。具材がいろいろ多いうえに、具材の調理がいろいろあり過ぎ。

そう、素揚げとか、煮込みとか、焼きとか……。

それに何といっても、その名の「スープ」。

これを取るのが面倒……そんなイメージですよね。

 

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でも実は、スープを取るのって簡単なんですよ。

さすがに鶏ガラとかを使うとアクを取ったりなんだりちょっと面倒ですが、野菜スープならこうやって切り取った野菜の食べない部分を煮込むだけでいいんですから。

放っておくだけでおいしい野菜スープが作れます。あ、最終的にはこすので、それがちょっとめんどーっちゃー面倒ですかね?

 

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あとちょっと面倒なのは、玉ねぎ炒め、ですね。でもこれをうまく作れるようになれば、スープカレーはもちろん、たいていのカレーはおいしく作れるようになります。

今まで紹介してきた他のカレーでも、何度も出てきていますが、玉ねぎ炒めのテクニックさえ覚えてしまえば、カレー作りは怖いもんなし!

……と言い切っちゃうと、さすがに言い過ぎかもしれませんが、少なくとも、ワンランク上のカレーは作れるようになります!

この回も、玉ねぎ炒めのテクニックを紹介しています。じっくり読んで見てください。

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というわけで、「でらいつカレー」過去に紹介した10種のカレーレシピでした。

これからも、さまざまなカレーのレシピを作り方のポイントと共に紹介していきます。お時間ありましたら、読んでやってください。是非に!

そこんとこ、ヨロシク!

そして、シクヨロ!

 

※この記事は2017年8月の情報です。

 

書いた人:伊東

伊東盛

料理ユニット「東京カリ~番長」のリーダー。得意技は全国各地へカレーを作りに行く「出張カリ~」。雑誌・書籍・WEB等でのレシピ紹介やカレー関連商品の監修、飲食店のメニュー開発などを手掛ける。週に一度“間借り”でカレー屋を営業中。

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