スターバクス、今期税引き益77億円に上方修正 フラペチーノ好調
スターバックスコーヒージャパン(2712)は11日、2015年3月期の単独税引き利益が前期比28%増の77億円になる見通しだと発表した。4期連続の最高益を見込んでいた従来予想(13%増の67億円)からさらに上方修正した。単価が高めのデザート風飲料「フラペチーノ」の期間限定商品が好調で、既存店売上高が想定を上回って推移しているため。
売上高は10%増の1377億円、営業利益は19%増の130億円、経常利益は20%増の131億円に引き上げた。従来予想はそれぞれ1350億円と115億円、116億円。営業益、経常益ともに4期連続で最高を更新する見込み。4月に発売した「フレッシュ バナナ&チョコレート クリーム フラペチーノ」や、7月投入の「ストロベリー ディライト フラペチーノ」が好調だった。居心地向上を目的に既存店舗の改良を進めた効果も出ているという。〔日経QUICKニュース(NQN)〕